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今日から取り入れられる、環境にやさしい暮らしの知恵が詰まった書籍、『サステイナブルに暮らしたい-地球とつながる自由な生き方-』(服部雄一郎・服部麻子)、12月2日(木)発売
少しずつ社会全体で環境意識の高まりを感じるものの、「一部の意識が高い人のやることだから」、「環境に配慮した買い物をするほどの余裕はないから」など、実際の行動に結びつきづらい人は多いのではないでしょうか?
そんななか、無理せず楽しく実践できる、持続可能な暮らしのノウハウや生き方を綴った本、『サステイナブルに暮らしたい―地球とつながる自由な生き方―』が、2021年12月2日(木)に発売されます。
本書で紹介されるのは、減らせるごみは全て減らそうという考え方を説いた本『ゼロ・ウェイスト・ホーム』や、余計なプラスチックを使わない生活の入門ガイド本『プラスチック・フリー生活』などの翻訳者として知られる服部雄一郎さんとそのご家族による、持続可能な暮らしを営む日々の実践と記録。
著者である服部雄一郎さん、麻子さんご夫婦が大切にしているのは、社会の仕組みのせいにしたり、個々人の “使命感” に期待したりするのではなく、一人ひとりが「無理なく、楽しんでできることを見つけて、続けていく」、その姿勢だといいます。

撮影:衛藤キヨコ
そうした考え方のもと紹介される工夫やアイデアには、今日から生活の中に取り入れられる、ささやかな発見がたくさん。例えば、一般的なスポンジよりもコットン100%のふきんの方が手荒れすることなくずっと清潔に使えることや、しぶとい汚れに重曹やパスタのゆで汁が活躍すること、鍋の焦げをとるのに植物のヘチマが使えることなど、食器洗いひとつとっても、少しの工夫で簡単に「プラスチックフリー」を実現させられる可能性に満ちています。
環境に負荷をかけず、自分自身にとっても快適で心地よい生活の知恵を、ぜひ暮らしに取り入れてみませんか?
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服部雄一郎(はっとり・ゆういちろう)、服部麻子(はっとり・あさこ) 夫・服部雄一郎、妻・服部麻子(ともに1976年生まれ)、長男(高1)、長女(小5)、次男(小2)の5人家族。アメリカ、南インド、京都を経て、2014年に高知県に移住。一家の環境に配慮した「ゼロウェイスト」や「プラスチックフリー(プラフリー)」の実践的な取り組み、循環や持続可能性を意識した暮らし方がメディアで紹介され注目を集めている。今後ゲストハウスなども運営予定。
雄一郎:神奈川県葉山町役場のごみ担当職員として、ゼロウェイスト政策に携わる。訳書に、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)『プラスチック・フリー生活』(NHK 出版)、『ギフトエコノミー』(青土社)など。
麻子:野草茶のブレンドを手掛ける。夫婦で食まわりの活動「ロータスグラノーラ」を主宰。
URL:http://sustainably.jp/
公式SNS:@sustainably.jp/@asterope_tea/@lotusgranola
INFORMATION
『サステイナブルに暮らしたい―地球とつながる自由な生き方―』
定価:本体1,600円+税
発売日:2021年12月2日(木)
書籍に関するお問い合わせ:03-6699-1064(アノニマ・スタジオ)
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