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日常の手触りを、魚で感じる「うみラボ」と「調べラボ」
福島・いわきに根ざし、アイデアをあらゆるかたちで発信していく。企画・編集・PR事務所「ヘキレキ舎」代表・小松理虔さんによる、いわきレター。
福島第一原発の事故が起きて、私たちの生活は変わりました。

「うみラボ」の厳粛な調査の様子(要は単なる釣り)。

「うみラボ」の海洋調査は福島第一原発1.5km沖で行われている。
活動3年目。2016年の活動もようやく始まり、5月1日に今年初の海洋調査に行ってきました。

筆者もヒラメを釣り上げてドヤ顔!
その手触りは、震災直後に、
九州で大変な大震災が起きました。どうやら私たちは、
私たちの主催している海洋調査チーム「うみラボ」は、
それからこの「うみラボ」に関連してもう1つ。

水族館獣医が直接レクチャーしてくれる「調べラボ」。

「調べラボ」には、毎回たくさんの家族連れが訪れる。
原発沖の魚の放射性物質を計測しつつ、
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- 小松理虔 こまつ・りけん/1979年、福島県いわき市小名浜生まれ。福島テレビ報道部を経て、2006年より中国上海で日本語情報誌の編集・通訳として活動。2009年に帰国後、小名浜で地域にまつわるさまざまな企画に関わりながら、企業の広報として地域産品のマーケティングや商品企画、広報PRにたずさわる。2015年4月に独立し、ヘキレキ舎を立ち上げる。http://www.hekirekisha.com/
INFORMATION
いわき海洋調べ隊「うみラボ」
http://umilabo.jp/
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