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“それぞれの震災後”を表現する企画展「絶望でもなく、希望でもなく」開催中!
福島・いわきに根ざし、アイデアをあらゆるかたちで発信していく。企画・編集・PR事務所「ヘキレキ舎」代表・小松理虔さんによる、いわきレター。
今回のトピックスは、福島県のちょうど真ん中、猪苗代湖にある「
詩人の和合亮一さんや、
![筆者の作品。ファックスと感熱紙を使い、記憶と記録の関わりを表現した。](http://www.hinagata-mag.com/cms/wp-content/uploads/2016/06/6304fde26a97ed78876a7998e2bb3f1a.jpg)
筆者の作品。ファックスと感熱紙を使い、記憶と記録の関わりを表現した。
展示も興味深いのですが、見どころはこの美術館そのもの。
![とても美しくリノベーションされた十八間蔵](http://www.hinagata-mag.com/cms/wp-content/uploads/2016/06/6ba04696a468d00e59c37ff3d191bdd3.jpg)
とても美しくリノベーションされた十八間蔵。
なんだか実家に帰ってきたような、居心地のいい空間なんです。
![カフェスペースでのゆったりとした時間も美術館の魅力のひとつ](http://www.hinagata-mag.com/cms/wp-content/uploads/2016/06/720eed88a753418dc565876af25d97e4.jpg)
カフェスペースでのゆったりとした時間も美術館の魅力のひとつ。
この居心地の良さは、この美術館の成り立ちに由来するもの。
アートが介在することで、既存のコミュニティとは別の、
ちなみに、はじまりの美術館の前のそば屋さん「しおやぐら」
![しおやぐらのそばは必食。地酒の「七重郎」もぜひ一緒にどうぞ!](http://www.hinagata-mag.com/cms/wp-content/uploads/2016/06/c6551a63e2e48fb7666df79260bd855b.jpg)
しおやぐらのそばは必食。地酒の「七重郎」もぜひ一緒にどうぞ!
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- 小松理虔 こまつ・りけん/1979年、福島県いわき市小名浜生まれ。福島テレビ報道部を経て、2006年より中国上海で日本語情報誌の編集・通訳として活動。2009年に帰国後、小名浜で地域にまつわるさまざまな企画に関わりながら、企業の広報として地域産品のマーケティングや商品企画、広報PRにたずさわる。2015年4月に独立し、ヘキレキ舎を立ち上げる。http://www.hekirekisha.com/
INFORMATION
企画展「絶望でもなく、希望でもなく」
出展作家:太田貴志、小松理虔 × tttttan、近藤柚子、十中八九、山中紅祐、和合亮一、
期間:開催中〜 2016年6月27日(月)
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
時間:10:00 – 18:00
休館日:火曜日(火曜が祝日の場合は翌水曜休館)
観覧料:一般500円、65歳以上250円
高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方及び付き添いの方(
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
http://hajimari-ac.com/
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