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「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」開催! 平澤まりこさんと旅するスタディツアー 『YAMAGATA TRAVEL BUREAU 2016』参加者募集中です。
2年に一度、秋の山形で開催される芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」が、9月3日(土)〜9月25日(日)に行われます!
東北芸術工科大学が主催し山形市中心市街地を舞台に行われる、現代芸術の祝祭です。
はじまりは、2014年。「山をひらく」をテーマに、アート・音楽・詩・ファッション・料理などジャンルレスにアーティストが集い、東北の人だけでなく、全国からたくさんの人がこの芸術祭に参加しました。
あれから2年、第2回目の開催となる今年のテーマは「山は語る」。前回に引き続き山形出身の絵本作家・荒井良二さんが芸術監督を担当し、45組のアーティストによる多彩なプログラムが展開されます。この街に暮らす人、この街で学ぶ学生、東日本大震災で被災した子どもたちがアーティストと一緒に作品を作ったり、地元のクリエイターによるユニークな「ものづくり市」もひらかれたり、山形をテーマに街と人をつなぐ「本」のプロジェクトが発表されたり……山形、東北のカルチャーの現在に出会い、また、過去と未来を力強く辿るような体験が待っていそう!!
さまざまなプログラムの中でも、山形市内を飛び出し、よりディープで、より印象的な体験ができるのが、イラストレーターの平澤まりこさんによるスタディツアー『YAMAGATA TRAVEL BUREAU 2016』。土地に根ざす山の自然や信仰、風土と食、地域のデザインを実際に見て聞いて周る、4つのツアーが予定されています。
1|山伏・坂本大三郎さんといく湯殿山ツアー:土地の記憶をめぐる〜縄文から山伏まで。(9月10日[土] 8:40 ~ 11日[日] 16:00)
2|タケダワイナリーを訪ねるツアー:上山のテロワールを愉しむ。(9月17日[土] 9:10~16:10)

山形ビエンナーレとタケダワイナリーとのコラボレーションボトルも登場。イラスト:平澤まりこさん デザイン:アカオニ ※デザインは変更になる可能性がございます。
3|森岡督行さんとめぐる寒河江ツアー:元和4年と昭和42年の建築をめぐる旅。(9月18日[日] 8:10~16:40)
4|「森の家」の甚五右ヱ門芋をあじわうツアー:土にふれ豊かな食卓を囲む。(9月24日[土] 8:10~18:30)
平澤さんと、それぞれのツアーごとに迎えた講師と一緒に巡る、秋の山形。頭も心もお腹も刺激する、4つそれぞれの魅力あるツアーです。現在、参加者を募集しておりますので、興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく!
「道の奥は、未知の奧」。まもなく山が色づく美しい季節がやってきます。今年もまた、あたらしい東北へ出かけよう。みんなでつくる芸術の祭、「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」へぜひ訪れてみてください。
INFORMATION
期間:2016年9月3日(土)〜 9月25日(日)
会場:山形県郷土館「文翔館」、とんがりビル、BOTA coffee & BOTA theater、山形県緑町庭園文化学習施設「洗心庵」、水の町屋「七日町御殿堰」緑地、丸八やたら漬旅籠町立呑処、ミサワクラス、観光文化交流センター「山形まなび館」、旧西村写真館、ギャラリー絵遊・蔵ダイマス、乃し梅本舗佐藤屋本店、やまがた藝術学舎、東北芸術工科大学
※開館時間・休館日等は施設によって異なります。月曜休館の施設が多いのでご注意ください。
参加アーティスト:アカオニ/アトツギ編集室/あふりらんぽ/荒井良二/いしいしんじ/石巻工房/市プロジェクト/稲葉まり/岩井天志/大槌秀樹/大橋文男/大原大次郎/華雪/川村亘平斎/岸野雄一/熊谷和徳/坂本大三郎/佐藤慎太郎/スガノサカエ/鈴木ヒラク/spoken words project/ソケリッサ!/滞空時間/田中望/寺尾紗穂/東北画は可能か?/トゥルーリ・オカモチェク/ナカムラクニオ/中山晴奈/野村誠/久松知子/ひじおりの灯/平澤まりこ/WHITELIGHT/三瀬夏之介/みちのおくつくるラボ/水野健一郎/ミロコマチコ/村井純平/森岡督行/やまがた藝術学舎スタジオ/吉川倫平/吉増剛造/ラティール・シー/和合亮一
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