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音声ガイド×ダンスで浮かび上がる“見方”の多様性。「音で観るダンスのワークインプログレス」上演&トークイベント9月17日(月・祝)開催@横浜・KAAT

 

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もし、ダンスという身体表現に〈音声ガイド〉をつけたら、新しいダンスの“見方”が生まれるかもしれない——。「音で観るダンスのワークインプログレス」は、そんな発想から誕生したプロジェクトです。

ここでいう〈音声ガイド〉とは、視覚に障害のある人たちがさまざまな芸術・文化を楽しむために、音声によって視覚情報を補うもの。風景描写やシーンの状況、登場人物がどんな表情をしているかなどが音声として語られ、セリフだけではわからなかった情報を把握しながら鑑賞することができます。スマートフォンやタブレットの無料アプリを使って、音声ガイドを聴きながら映画館や美術館で作品を鑑賞したり、音声ガイド付きテレビ番組やDVDが増えたりと、ここ数年、さまざまなシーンで〈音声ガイド〉の活用事例が広がっています。

今回の試みは、その音声ガイドとダンスを融合させることで、より多くの人が身体表現を楽しめる状況をつくるだけでなく、見える・見えないの壁を超えて、ダンスの見方の多様性を共有するきっかけを探るねらいも。

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上演では、3種の音声ガイドから好きなものを選び、それを聞きながらダンスを鑑賞します。口調や言葉づかい、シーンの説明に使われる表現・演出は三者三様。音声の違いによって、ダンスの見方が変わってきそうです。

【3種の音声ガイド】
・⾳声ガイド1 テキスト:岡⽥利規チェルフィッシュ主宰・演劇作家、⼩説家)朗読:川﨑⿇⾥⼦(⼥優)
・⾳声ガイド2 テキスト:本プロジェクト研究会
・⾳声ガイド3 テキスト・朗読:志⼈(語り部)

上演に併せて、ダンサーとして出演する捩⼦ぴじんさん、本プロジェクトの企画を手がけたキュレーターの田中みゆきさんをはじめとした7名によるトークセッションを開催。このプロジェクトの取り組みやプロセスの紹介と共に、視覚に障害がある人との舞台芸術の楽しみ方について語られます。また、上演前には、ダンサーとコミュニケーションを取りながら今回のダンスのコンセプトを体で感じ取る「タッチツアー」を開催。

【上演前タッチツアー】
①12:00
開始 ②13:00 開始(所要時間30 分程度、は同じ内容です)
※メールにて要事前予約
※視覚に障害のある方優先で定員10

音声ガイド×ダンスで繰り広げられる未体験のステージ。舞台芸術の新たなシーンの幕開けに立ち会ってみませんか?

(更新日:2018.09.11)
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