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3月2日より、書家・池多亜沙子さんの個展が開催されます@京都Kit

「十二時」/一日中をいう。四六時中。

金沢市出身で、現在は韓国・ソウルを拠点に活動する書家の池多亜沙子さんの個展がはじまります!
 
2年に一度「Kit」にて開催されている個展。ちょうど2年前は、写真家の熊谷直子さんのレポートにて、個展の様子をお届けしました。

今回の個展で発表される新作の中で楽しみなのは、亜沙子さんがここ一年ほど集中して向かっているという前衛の作品たち。

 

「18-3」

「書では臨書と呼ばれる古典の習熟が大切ですが、先人の精神を染み込ませた身体で、勝手のわからないことをしながら自己解放、文字の約束から少し離れ、知らない自分に出会えたら面白い」と、亜沙子さん。

新しい作風を通じて、しなやかで、闊達な書との出会いが待っていそうな予感!
会期中は、手漉き和紙(ハタノワタル)、春の中国茶(サウスアベニュー)の販売もあるそうなので、こちらもあわせて楽しめます。

まもなく春が訪れる京都へ、ぜひ訪れてみてください。

 

INFORMATION

「池多亜沙子 書展」
日程: 201932()10() 火曜休み ※土日作家在廊
時間:12:00〜18:00

会場: Kit 2F(京都市上京区信富町299


3月

 

冬をくぐって、春が来た。

 

まだ鋭い寒さの中に温かい予感が見え隠れしていて、何かが始まるような、終わるような、ソワソワした気持ちになる、私にとってはそんな季節。


そして十一日の震災のこともある。もう八年も経つのに、それはいつも心の片隅にある。何となく晴れないトーンは続いていて、あの時から私の一年の終わりと始まりはいつも三月にあるような気がしている。


前回に引き続き、池多亜沙子さんにお願いする展覧会は三月だ。
当店では二年ぶりとなるが、相変わらず自分のすべき事を毎日同じようにこなし、こつこつと書に向かっている。


前と少し違うのは、「前衛」という分野の作品をつくるようになった事。何となく「いいね!」としか言えない私だが、本人曰く、勝手が分からない事をしてみているらしい
。真面目作品も書くがクスッとくる言葉の選択や表現もあり、人間っぽい。
亜沙子さんが書をするのは、新しい自分に会い、自分に驚きたいからなのだ。

 

意志を持って筆を運び続けるのは実は大変な力が要りそうだが、前へ、自分へ、と向かっていく姿を見て私もまた奮起する。

 

また新しい日を始めよう。何となく感じ取る事しか出来ないが、それでも人の気持ちを変えてしまうのが作品の力なのだ。

 

 

〈Kitより〉

 

(更新日:2019.03.01)
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