ニュース
大江町まちなか交流館 ATERA 1Fが「山形のハンバーグ ノカタチ食堂」としてリニューアル!@山形県大江町
山形県大江町左沢(あてらざわ)地区は、かつて舟運の川港として栄え、人と文化をつなぐハブ機能を担った町。「重要文化的景観の町」に選定されたこの町の中心に、2018年5月、銀行跡をリノベーションしてオープンした「大江町まちなか交流館 ATERA」。
1階は、食事やお茶が楽しめるカフェ&ダイニングと、展示やPOP-UPショップなどに活用できるギャラリースペース。2階は、誰でも利用できるラウンジと、セミナーやワークショップができるレンタルホールがあり、地元の人が集う新たな町の交流スポットとなっています。
ATERAが誕生してからちょうど1年が経過した先月、1Fのカフェダイニングスペースがリニューアルし、「山形のハンバーグ ノカタチ食堂」として生まれ変わりました!
なにやら食欲をそそるネーミングです!
「単なる食事だけでなく、心が踊るような生活の時間をつくりたい」と話すのは、ノカタチ食堂を立ち上げた二戸勝也さん。意外にも建築業界出身なのだそう。地域にとってどのような存在になれるのか……と自問しながら、食堂という場を介して大江町の町づくりに参加しています。
「建築をやっていた頃から家族の在り方をずっと考えていました。そんな僕が、いつのまにか里の暮らしが残る山形の小さな町に引っ越して、今は料理をやっています。家族の“いただきます”をつくりたい。ノカタチはそんな想いの食堂です」。
食堂のメインメニューは店名の通り、こだわりのハンバーグ!そして、旬の地場野菜です。
ハンバーグといえば、子どもも大人も関係なく、気取らず無邪気に食べられる料理のひとつ。豚肉、牛すじ、鳥の首肉、スパイス、ハーブ、玉ネギ、セロリetc. 様々な食材を細かく食べやすくして、こねてふっくらとまとめる。そして、じっくり焼いたハンバーグをひと切れ口にした瞬間、あらゆる食感と風味が口の中でじゅわっと広がって……。そんなハンバーグのように、ノカタチ食堂も「人・もの・こと」の出会いがぎゅっと凝縮された、魅力の詰まった場所になりそうです。

看板メニューのハンバーグは税込1180円から。

しらかわのチーズケーキセット(ドリンク付きで税込780円)。
営業は、ランチ「ごはんノカタチ」、ティータイム「おやつノカタチ」、ディナー「よるノカタチ」の3部構成。ディナーは完全予約制で、「こんな風に演出したい」「特別なひとときにしたい」といった相談も大歓迎なのだとか。
「年齢も性別も住所も立場も関係なく、様々な人たちの交歓の場であってほしいと」という二戸さん。お酒を交えて、おしゃべりが弾んで、時には音楽や踊りがあって……そんな場にふさわしい料理を提供できるよう、日々新たなメニューを考えているそうです。
思い思いの楽しみ方で、おいしい食事と楽しい時間を共有できる食堂です。
INFORMATION
山形のハンバーグ ノカタチ食堂
住所/山形県大江町左沢435 大江町まちなか交流館ATERA1F Kitchen
営業時間/11:30〜14:00(ごはんノカタチ)、14:00〜17:00(おやつノカタチ)、18:00〜22:00(よるノカタチ) ※よるノカタチは完全予約制
定休日/水曜
HP/ https://www.nokatachi.info/
問い合わせ/TEL 0237-84-7771 Email yoyaku@nokatachi.info
最新の記事
-
ニュース【ウェブマガジン「雛形」更新停止のお知らせ(2022年4月30日)】ウェブマガジン「雛形」は、2022年4月30日をもって、記事の更新を停止いたしました。 (「ウェ […]
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地どんな人にも、暮らしはある。すぐには役に立たないようなことも、いつかの誰かの暮らしを変えるかもしれない。/雑誌『暮しの手帖』編集長・北川史織さん北川史織さん(雑誌『暮しの手帖』編集長)
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地立場をわきまえながら、どう出しゃばるか。「困っている人文編集者の会」3名が語る、本が生まれる喜び。柴山浩紀さん(筑摩書房)、麻田江里子さん(KADOKAWA)、竹田純さん(晶文社)
特集
ある視点
-
それぞれのダイニングテーブル事情から浮かび上がってくる、今日の家族のかたち。
-
一番知っているようで、一番知らない親のこと。 昔の写真をたよりにはじまる、親子の記録。
-
「縁側」店主河野理子どんなものにもある、“ふち”。真ん中じゃない場所にあるものを見つめます。
-
「読まれるつもりのない」言葉を眺めるために、“誰かのノート”採集、はじめます。
-
不確かな今を、私の日々を生きていくために。まちの書店さんが選ぶ、手触りのあるもの。
-
美術作家関川航平ほんのわずかな目の動きだって「移動」なのかもしれない。風景と文章を追うことばの世界へ。
-
徳島県・神山町に移り住んだ女性たちの目に映る、日々の仕事や暮らしの話。