ニュース

写真家・阿部健さんと編集者・若菜晃子さんの作品展“CALENDAR”開催中@東京・自由が丘

壁に生い茂る葉が美しい小径や、やわらかな日差しに輝く水面——。何気ない風景や日常のひとこまを、その場に流れる時間や気配ごとすくいとるような写真が印象的なフォトグラファーの阿部健さん。『雛形』でもこれまで様々な記事の写真を担当していただきました。

そんな阿部さんの写真に、編集者の若菜晃子さんが短いテキストを添えた作品展『“CALENDAR” Photographs and Words Exhibition』が、東京・自由が丘にある造園会社のアトリエショップSeedingで開催中です。

この展示は、会場であるSeedingのオリジナルカレンダーとして使われた写真と文章を作品として紹介するもの。

 

日本のどこか、世界のどこか、自分の知らない人や風景。

昨年阿部さんに依頼し、制作いただいたカレンダーには、スイスにて撮影された作品が使用されていますが、やはりそこには私たちにとっての非日常と誰かにとっての日常が共存し、編集とライティングを担当してくださった若菜晃子さんの季節感がじんわり薫る小文とともに、日々の生活を傍らで優しく見守ってくれるような素敵なものとなりました。

庭という日常の中で機能するものづくりを生業としている私たちにとって、同じく日常の一部となり日々機能するカレンダーというものは、どこか自分たちのスタンスを体現している部分を感じさせるものでもあります。

(Seeding “CALENDAR” Photographs and Words Exhibitionより抜粋)

 

会場では、若菜さんが発行人を務め、阿部さんがスイスを訪れるきっかけになったと語る小冊子『murren』や、若菜さんの新刊本『旅の断片』なども手に取れます。

会期は残すところ2月14(金)、15日(土)、16日(日)、17日(月)のみ。おだやかで美しい写真と言葉の世界を、小さな庭が広がる気持ちのいい会場で、ぜひ。

(更新日:2020.02.12)
ニュース ー 考える。暮らし、

最新の記事

おすすめの特集

ある視点