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家でも、自然の中でも使える家具が、長野県伊那市の家具ブランド「pioneer plants」から発売。場所を選ばず、くつろげる家具とは?

自粛期間中、気分転換に散歩へ出かけたり、公園のベンチでごはんを食べたりするなど、家の外で過ごす時間が増えた人は多いのではないでしょうか。
そんな中、家の中でも外でも、テレワーク中の室内やアウトドアでも使える新しいテーブルとスツールが 、長野県伊那市にある家具ブランド「pioneer plants(パイオニアプランツ) 」から発売されました。

素材に使われているのは、地元・伊那谷で育った針葉樹のアカマツ。ブランド名である「パイオニアプランツ」とは、その土地が裸地になった時に最初に芽を出す植物のことで、アカマツは伊那谷の風土に合ったパイオニアプランツでもあります。

一般的な家具に使われる重くて硬い広葉樹と違い、針葉樹であるアカマツは、その柔らかさゆえ、金属のパーツを使うと木が金属に負けてしまうというネックがありました。しかし、山仕事の際に使用される強くてしなやかなロープを組み合わせることにより、丈夫な家具を実現したのだそう。

「pioneer plants」がアカマツにこだわる理由は、素材としてだけではありません。伊那谷では、アカマツを枯らしてしまう「マツ枯れ病」という病気が拡がっています。病気になってしまったアカマツは、被害が拡大しないよう薬品処理するか焼却処分される道しかなく、材木として使うことができないといいます。そこで、まだ元気なアカマツを使って、枯れる前に次の命を吹き込みたいという想いから、アカマツで家具をつくることに。そんな風に、地域材に新たな価値を生み出すとともに、森と暮らしを繋ぐことを目指して家具づくりを行う「pioneer plants」から、家の中でも外でも活躍するテーブルとスツールが登場しました。

 

◎新アイテムについて

Ivy’s Tray&Leg Large フクロウのアイビーさんのトレイ&レッグ ラージ ¥35,200(税込)/ Lottie’s Stool オコジョのロッティさんのスツール ¥24,200(税込)

ダイニングやアウトドアでのテーブル、仕事をする際のデスクとしても使えるローテーブル。コンパクトに折りたたむことができ、ロープを肩にかけて持ち運ぶこともできます。

高さを変えたり、折りたたむこともできるスツール。長時間座っていても疲れにくい安定した座り心地が特徴。高さも変えられるので、ソファなどとセットで使うオットマンとしても使用できます。

ライフスタイルや場所に合わせて自由に使える家具を、ぜひ暮らしの中に取り入れてみませんか?

INFORMATION

pioneer plants

家具づくりを通してサスティナブルな社会づくりへアプローチをしていきたいという想いから生まれた、信州伊那谷の家具ブランド。 “家の中でも、森の中でも”というコンセプトのもと、伊那谷のアカマツで作った、軽くて折りたためる無垢の家具を製作している。

URL:https://pioneerplants.jp/
オンラインショップ:https://yamatowa36.stores.jp/
取扱い店舗一覧:https://pioneerplants.jp/shop/

(更新日:2021.06.30)
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