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注目の地域プロジェクト情報が集結するイベント「地域×デザイン‐まちを編みなおす20のプロジェクト‐」開催中!
2011年の東日本大震災をきっかけに暮らし方を見つめなおす人が増え、また、各地域で暮らしと環境のバランスを取ろうとするプロジェクトや地域の活性化を目指す取り組みが多く行われるようになりました。
東京ミッドタウンで開催中の企画展「地域×デザイン ‐まちを編みなおす20のプロジェクト」では、それぞれの地域に散りばめられている魅力とデザインを掛けあわせることをコンセプトに、地域の特色を活かしたプロジェクトを紹介する20の展示や、地域のキーマンや自治体のリーダーによる17のトークショーが繰り広げられます。
淡路島で「はたらく人・はたらく場・はたらく機会」をつくることを目指し、地域資源を活かした起業や商品開発をサポートしていくプロジェクト「淡路はたらくカタチ研究島」。淡路島で仕事を探している人のための研修や事業をしたい人のためのセミナーなど、地域の雇用創出を目指すプロジェクトして、各地域から注目されています。本イベントでは、プロジェクトから生まれた観光ツアーやカフェなどの活動のパネル展示や、「島の土 発行鶏糞」「淡路島産 デュラム小麦のセモリナ粉」などの商品も実際に手に取ることができます。
子どもたちに日本の伝統文化をつなぐことをコンセプトに、伝統産業を活かした子ども向けの工芸品を展開している「0から6歳の伝統ブランドaeru」の取り組みをパネルで紹介。漆器や本藍染め産着などの展示や、職人の手仕事の様子の動画上映もあります。
さらに、全国各地から地域のキーマンを集めたトークセッションは、ほぼ毎日開催。世界初の食べもの付きの情報誌『食べる通信』の中から北海道、四国、九州など8つの地域の食べる通信編集長が集まり食と地域の魅力について語り合う「全国『食べる通信』編集長ミーティング」や、慶応大学環境情報学部准教授、大阪大学工学研究科助教、山口情報芸術センター[YCAM]の3人が「ものづくり」が地域の人々とものづくりをしながら学ぶことについて語る「地域とつくるFabLab Japan Network×YCAM」などが開催されます。
それぞれの地域や自治体のキーパーソンによる最新の取り組みを、一度にキャッチする貴重な機会。自分が暮らす地域をデザインしたいと考えている人や、地域づくりに悩んでいる人は、ヒントを得ることができるかも。
INFORMATION
東京ミッドタウン・デザインハブ 第56回企画展
地域×デザイン -まちを編みなおす20のプロジェクト-
会期:〜2016年3月6日(日)11:00~19:00
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
会期中無休・入場無料
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