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藁の文化がつなぐ伝統とこれからの暮らし  工房ストローの展示「農と業」開催中!

食や雑貨、デザインに関するお店やオフィスが入居し、山形市のクリエイティブの拠点になっている「とんがりビル」。その1階奥にあるスペース「KUGURU」は、暮らしにまつわるイベントやワークショップを通して、地方ならではの魅力的なライフスタイルやカルチャーを発信しています。今回、藁の文化を伝える工房ストローによる展示「農と業」が、12月18日まで開催中です!

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生活や信仰の道具を作る材料として、昔から暮らしの中に根付いていた藁。特に米どころでは、収穫後の生業として生活を支え、ものづくりを通して人と人のつながりを作るツールでした。しかし、現代の暮らしでは、藁をじっと眺めたり、触れたりすることはなかなかないもの。

身近な存在にも関わらず、意外と知らない……そんな藁の文化を改めて知ってもらおうと、企画された今回の展示。先人から伝えられてきた知恵と技術で作られた藁の道具や祭事の飾りは、インテリアとしても適う造形美を見せ、雪や動物を模したオーナメントは、現代の暮らしに素朴な温もりを与えてくれます。

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期間中に開催される、魔除けのしめ飾りをつくるワークショップでは、手仕事の技術や素材に実際に触れ、藁をより身近に感じることができます。ワークショップの講師を務めるのは、工房ストロー代表の高橋伸一さん。町役場の職員から農家兼、藁細工の職人になり、自ら地域の文化を継承し、その発展に努めています。

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誰かが担わなければ途切れてしまうかもしれない地域の手仕事。きっとその中には、現代にも通じる暮らすことへのヒントがあるはずです。地域文化と私たちの暮らしを藁がつなぐ展示に、是非足を運んでみてください!

INFORMATION

工房ストロー「農と業」

日程:2016年12月6日(火)~18日(日)

時間:11:00~20:00

会場:とんがりビル1F KUGURU(山形県山形市七日町2丁目7-23)

休廊日:月曜日

HP:http://www.tongari-bldg.com/822

 

ワークショップ「魔除けのしめ飾りをつくる」

日程:12月17日(土)

時間:13:00〜15:00

参加費:2,500円(材料費込)

定員:15名

講師:髙橋伸一(工房ストロー)

会場:とんがりビル1F KUGURU

HP:http://www.tongari-bldg.com/813

 

お申込みはinfo@kobo-straw.comまで。

お名前・連絡先・人数をご記入の上ご連絡ください。

(更新日:2016.12.12)
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