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地域の魅力を世界に発信。「ジャパン・ハウス地域活性化プロジェクト」がスタート! 3月2日(金)@渋谷ヒカリエで発表会開催

テクノロジー、自然、建築、食、デザイン——をはじめとした、独自性の高い日本の文化や魅力を世界に発信する外務省の海外拠点事業「ジャパン・ハウス」。従来のアンテナショップとは一線を画す発信の場として、ギャラリー、シアター、カフェ&レストラン、ショップなどを備えた複合施設「ジャパン・ハウス」を、2017年から世界の主要3都市に順次開設。4月に開館したサンパウロは、開館1年未満ですでに65万人を突破。次いで、12月にロサンゼルスで一部が先行開館、今年はロンドンでのオープンを控えています。

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2017年4月にブラジル・サンパウロにオープンした「ジャパン・ハウス」。オープニングは、『竹 — 日本の歴史』展が開催され、多くの来場者でにぎわった。©︎ジャパン・ハウス・サンパウロ事務局/Rogerio Cassimiro

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©︎ジャパン・ハウス・サンパウロ事務局/Rogerio Cassimiro

そのジャパン・ハウスの新たな取り組みとして、「ジャパン・ハウス地域活性化プロジェクト」が、今年の秋からスタート。気候や風土に根ざした地域ごとの文化や産業は、日本の魅力を語る上で欠かせないもの。対外的にはまだ知られていない地域の多様性を伝える展示やイベントをジャパン・ハウスから発信することで、世界のより多くの人に、知られざる日本の魅力を体感してもらい、世界と地域、両者の相互関係を生み出していきます。

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このプロジェクトの活動内容を共有する場として、3月2日(金)18:00から、渋谷ヒカリエ8/COURT,CUBEで発表会が行われます。ジャパン・ハウスの総合プロデューサーを務めるデザイナー、原研哉さんが登壇し、ジャパン・ハウス事業全体の概要を発表。また、ロンドンのオリジナル企画として2018 年9月にジャパン・ハウス・ロンドンで行われる新潟県三条地域のイベント「燕三条 工場の祭典」の表現を取り入れた展示や、ジャパン・ハウスの地域活性のあり方などについて、國定勇人氏(新潟県三条市長)、モーリー・ロバートソン氏(国際ジャーナリスト)を交えたパネルディスカッションが行われます。

燕三条地域の名だたる工場が、開催期間中一斉に工場を開放し、ものづくりを体感できるイベント「工場の祭典」。2017年のビジュアル。

なお、今回の発表会は、3月2日(金)〜4日(日)に開催される「JAPAN BRAND FESTIVAL 2018」のプログラムの一部として行われるもの。期間中は、日本各地のものづくりや街おこし、プロダクトやサービスにまつわるさまざまなトークイベントが実施されます。

組織や立場を超えて、ジャパンブランドに情熱を傾ける人々同士が有機的につながっていくことを目的にした、「JAPAN BRAND FESTIVAL」。地方自治体や民間事業者など、日本発の魅力的なプロダクトやサービスが一同に集まる。

ぜひこの機会に、日本が誇る“地域の魅力”に触れてみませんか?

INFORMATION

「ジャパン・ハウス地域活性化プロジェクト」発表会
日時:2018年3月2日(金)
時間:18:00〜19:30
会場:渋谷ヒカリエ8/COURT,CUBE(東京都渋谷区渋谷2-21-2 渋谷ヒカリエ8F)

 

登壇者:原研哉氏(ジャパン・ハウス総合プロデューサー)、國定勇人氏(新潟県三条市長)、モーリー・ロバートソン氏(国際ジャーナリスト)
参加費:無料
申込:https://peatix.com/event/349910

 

◎プログラム
18:00〜18:05 開会挨拶
18:05〜18:20 プレゼンテーション「ジャパン・ハウスについて」(原研哉氏)
18:20〜19:20 パネルディスカッション「ジャパン・ハウスとこれからの地域活性化について」(原研哉氏、國定勇人氏、モーリー・ロバートソン氏)
19:20〜19:30 質疑応答 ※19:30終了予定
※「ジャパン・ハウス地域活性化」発表会は、3月2日(金)〜3月4日(日)に行われる「JAPAN BRAND FESTIVAL 2018」のプログラムの一部として行われます。詳細はホームページをご覧ください。
URL:http://jbfes.com
問い合わせ先:ジャパン・ハウス地域活性化プロジェクト発表会 広報事務局
電話:03-4531-0245

(更新日:2018.02.26)
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