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“じぶんの時間”についてじっくり考える。「物語とわたしをめぐる旅—秋の黒姫で、モモを語る2日間—」開催/11月3日(土)〜4日(日)@長野県・信濃町

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ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの名作『モモ』は、時間どろぼうから“じぶんの時間”を取り戻すために奮闘する少女の物語。心も思考もまだやわらかな年頃の時に手に取り、『モモ』の物語を通して「自分らしく時を過ごす」という人生の大きなテーマに初めて触れた人も多いはず。

そんな『モモ』の物語をヒントに、日常から少し離れて“じぶんの時間”について考えるイベント「物語とわたしをめぐる旅—秋の黒姫で、モモを語る2日間—」が、113日(土)〜4日(日)に長野県・信濃町で開催されます。忙しい毎日に流されがちな今こそ、「時間」の真の意味を問うストーリーと向き合ってみませんか?

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このイベントを企画したのは、長野県北部の自然豊かな小さな町、信濃町で結成された「MOMOプロジェクト」。発起人の大宮透さん、石黒和己さん、川口彰さん、塩澤耕平さん、鈴木まり子さんは全員ミヒャエル・エンデの愛読者で、信濃町の「黒姫童話館」に所蔵されているエンデの貴重な資料を生かして、地域の新しい魅力づくりを実現するために活動しています。

目には見えないけれど、誰もが平等に持っているはずの時間。
自分らしく生きているのは、どんな時間だろう?
時間どろぼうに「じぶんの時間」を盗まれないためには、どうしたらいいんだろう?

そうした疑問を、参加者ひとりひとりが自身へ問いかける2日間。その答え探しの旅をリードしてくれるのが、エンデ作品に影響を受けてきたゲストの面々。株式会社コルク代表取締役社長の佐渡島庸平さん、子どもの本の専門店 メリーゴーランド店主の増田喜昭さん、リビングワールド代表・働き方研究家の西村佳哲さんをはじめとするみなさんが、『モモ』と出会ったタイミングやその時の印象などを交えながら、多彩な切り口で物語を紐解きます。

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MOMOプロジェクト発起人の大宮透さん(左)と鈴木まり子さん(右)、中央はイベントのゲストとして登場する「子どもの本の専門店 メリーゴーランド」店主の増田喜昭さん。

イベントは、〈準備のじかん/集合〜昼食〜移動〉〈昼のじかん/シンポジウム〉〈夜のじかん/夕食〜交流&対話会〜宿泊〉の三部構成。宿泊するのがむずかしい……という人は、〈昼のじかん〉のみの参加もできます。※いずれも事前予約が必要

【タイムスケジュール】
◎11月3日(土)
〈準備のじかん〉
11:20 しなの鉄道北しなの線「黒姫駅」 集合
11:30 旅のオリエンテーション、参加者同士の紹介
12:30 昼食(お弁当)
13:30 シンポジウムの会場にシャトルバスで移動

〈昼のじかん〉
14:0017:00 シンポジウム
会場: 黒姫童話館 ホール 定員:200名(定員になり次第終了) 参加費:無料
※終了後、シャトルバスで宿泊先へ移動
※〈昼のじかん〉のみの参加も可能

〈夜のじかん〉
18:00 夕食を食べながら交流会
20:00 ゲストを交えた対話会
21:30 思い思いに過ごす自由時間〜宿泊

◎11月4日(日)
8:00  朝食
9:00  ワークショップ  —わたしをめぐる、新しい物語をつむぐ—(任意参加のプログラム)
11:00 イベント全行程終了
11:15  1便バス出発(黒姫駅11:55出発〜12:29長野駅着に乗車する方向け)
12:15  2便バス出発(黒姫駅12:52出発〜13:26長野駅着に乗車する方向け)
※チェックアウトは11:00
11:00の全行程終了後、黒姫駅への2つのバスを用意。

〈夜のじかん〉の会場兼宿泊先の「野尻湖ホテル エルボスコ」のロビー。

〈夜のじかん〉の会場兼宿泊先の「野尻湖ホテル エルボスコ」のロビー。

紅葉が美しい秋の黒姫高原で、ゆっくりとした時間を過ごし、語らうひととき——。一人では見つけられなかった“じぶんの時間”が探し出せるかもしれません。

INFORMATION

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「物語とわたしをめぐる旅—秋の黒姫で、モモを語る2日間—」

日時:2018113日(土)~4日(日)
会場:黒姫童話館(長野県上水内郡信濃町野尻3807−30)、野尻湖ホテル エルボスコ(長野県上水内郡信濃町大字古海4847番地)
定員:30名(定員になり次第、受付終了)
参加費:36,500円(2日間全行程の金額。このうち、プログラム費16,500円は事前振り込み、宿泊費・食費20,000円は現地清算)
※食費には1日目の昼食・夕食、2日目の朝食が含まれています。
※宿泊は相部屋となります。

申し込み・詳細:http://momopj.jp
問い合わせ:MOMOプロジェクト kurohime.momo@gmail.com

(更新日:2018.10.02)
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