ニュース
鎌倉でおいしい魚ざんまい! 「阿久根と鎌倉」FISH WEEK開催中!〜11月24日(土)@鎌倉
神奈川県鎌倉市を拠点に、さまざまな地域と交流を行うインターローカルプロジェクト「◯◯と鎌倉」。地域が抱える課題の解決や、関係性づくりを目的に、パートナーとなる地域と鎌倉を横断しながら、人、資源、文化をつなぎ、商品開発やフリーペーパーの発行、交流型イベントなどを開催しています。
その一環として2017年に始まったのが、鹿児島県阿久根(あくね)市とタッグを組んだ「阿久根と鎌倉」です。
鹿児島県の北西部に位置する阿久根市は、日本で捕れる魚種の約半数が水揚げされるほど、良質な漁場を持つことで知られる街。しかしながら、近年は地域の人口減少や少子高齢化などにより、昔から街を支えてきた漁業・水産業、さらには鮮魚店までもが深刻な後継者不足という問題を抱えています。
「阿久根と鎌倉」は、そんな阿久根で魚の仕事に携わる人を一人でも増やすべくスタートしたプロジェクト。そのメインとなる事業が、阿久根の魚を鎌倉で販売する移動式鮮魚店のオープンです。現在、2019年の開業に向けて、定期的にイベントやワークショップなどを行いながら準備を進めています。
今週11月19日(月)から11月24日(土)まで開催中の『「阿久根と鎌倉」FISH WEEK』は、昨年好評を博した鎌倉各所で阿久根のおいしい魚を買って、味わって楽しめるイベントの第二弾!

2017年に行われた「鎌倉で鹿児島のうまい魚を楽しむ3日間」の様子。
◎うみまち食堂「阿久根と鎌倉」
鎌倉・御成町で今年4月にオープンした「まちの社員食堂」では、阿久根の魚を使った定食が登場。朝・昼・夜と異なるメニューが楽しめるそう。夜は阿久根の焼酎も味わえます。
日時:11月19日(月)〜24日(土)
時間:朝8:00〜9:00、昼11:30〜14:00、夜18:30〜21:30
場所:まちの社員食堂(神奈川県鎌倉市御成町11-12)
・19日(月)〜22日(木)は、鎌倉で働く人のみ対象
・23日(金・祝)、24日(土)は、どなたでもご来店いただけます。
◎移動式!「阿久根鮮魚店」
移動式の「阿久根鮮魚店」もプレオープン! 阿久根から毎日空輸で届く旬の魚を販売。関東ではなかなか買えない珍しい魚に出会えるかもしれません! 日によって出店場所が異なるので、お出かけ前にご確認を。
日時:11月19日(月)〜24日(土)
時間:各日13:00〜18:00(予定)
場所:今泉台町内会館前(19日、21日、24日)、由比ガ浜通り「笹屋」駐車場(20日、22日、23日)
◎「魚で地域おこし会議」※要予約
さらに、イベント期間中の11月23日(金・祝)には、「魚で地域おこし会議」と題し、さまざまな形で魚の仕事に携わる3人のゲストを招いたトークイベントが行われます(※要事前申し込み)。ゲストはいずれも従来の枠組みにとらわれず、新しいアプローチで魚の仕事の魅力を伝えるキーマンたち。将来、魚に関わる仕事をしたい人、一次産業を通した地域の活性化に関心がある人は注目のプログラムです。
日時:11月23日(金・祝)
時間:17:30〜20:00(予定)
場所:まちの社員食堂(神奈川県鎌倉市御成町11-12)
ゲスト:下園正博さん(下園薩男商店常務)、長谷川琢也さん(フィッシャーマンジャパン事務局長)、堀田幸作さん(tasobi代表)
申し込み・詳細:https://sakanameeting.peatix.com/
そのほかにも、鎌倉各所の飲食店で阿久根の魚を使ったオリジナルメニューが登場予定。鎌倉で旬の魚を堪能しながら、ふたつの地域が取り組む新しい漁業・水産業のかたちに触れてみませんか。
INFORMATION
「阿久根と鎌倉」FISH WEEK
〜鎌倉で阿久根のうまい魚を楽しむ6日間〜
日時:11月19日(月)〜24日(土)
場所:鎌倉各所 ※詳細はフェイスブックよりご確認ください
詳細:https://www.facebook.com/events/310573672868276/
最新の記事
-
ニュース【ウェブマガジン「雛形」更新停止のお知らせ(2022年4月30日)】ウェブマガジン「雛形」は、2022年4月30日をもって、記事の更新を停止いたしました。 (「ウェ […]
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地どんな人にも、暮らしはある。すぐには役に立たないようなことも、いつかの誰かの暮らしを変えるかもしれない。/雑誌『暮しの手帖』編集長・北川史織さん北川史織さん(雑誌『暮しの手帖』編集長)
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地立場をわきまえながら、どう出しゃばるか。「困っている人文編集者の会」3名が語る、本が生まれる喜び。柴山浩紀さん(筑摩書房)、麻田江里子さん(KADOKAWA)、竹田純さん(晶文社)
特集
ある視点
-
それぞれのダイニングテーブル事情から浮かび上がってくる、今日の家族のかたち。
-
一番知っているようで、一番知らない親のこと。 昔の写真をたよりにはじまる、親子の記録。
-
「縁側」店主河野理子どんなものにもある、“ふち”。真ん中じゃない場所にあるものを見つめます。
-
「読まれるつもりのない」言葉を眺めるために、“誰かのノート”採集、はじめます。
-
不確かな今を、私の日々を生きていくために。まちの書店さんが選ぶ、手触りのあるもの。
-
美術作家関川航平ほんのわずかな目の動きだって「移動」なのかもしれない。風景と文章を追うことばの世界へ。
-
徳島県・神山町に移り住んだ女性たちの目に映る、日々の仕事や暮らしの話。