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「奥能登国際芸術祭2017」で生まれたキャバレーでジャズナイト。12 月8日(土)開催!@石川県珠洲市
能登半島の先端にある石川県・珠洲市で昨年開催された「奥能登国際芸術祭2017」。周囲を日本海に囲まれたのどかな農山漁村を舞台に、11の国と地域から参加した39組のアーティストが集まり、珠洲という土地、そこに根づく生活、暮らす人々の魅力を映し出す作品をつくりあげました。
この芸術祭をきっかけに誕生した注目のスポットが、「さいはての『キャバレー準備中』」。
かつて珠洲市と各地を結んだ船の待合所だった建物は、様々な人の手に渡った末、海辺にポツンと残されたさびしげなスペースでした。それが、「奥能登国際芸術祭2017」に参加した食をテーマに活動する現代美術アーティストのEAT&ART TAROさんの作品として、「さいはての『キャバレー準備中』」として生まれ変わりました。
19世紀パリで芸術家たちのサロンとして賑わった“キャバレー”。あらゆる文化が交差する自由な精神を持ち、且つ、誰もが〈居場所〉にしたくなるような空間を目指してつくられた「さいはての『キャバレー準備中』」は、芸術祭閉幕後もその思いを宿したまま残されていました。それがついにこの12月、再び動き出します!

※怪我のため出演できなくなったピアニストの山下洋輔さんに代わり、ピアニストの佐藤允彦さんが出演。
12月8日(土)、「さいはての『ジャズナイト』」と題して行われるステージを盛り上げてくれるのは、国内外のジャズフェスティバルに出演するピアニストの佐藤允彦さん。「奥能登国際芸術祭2017」の総合ディレクター・北川フラムさんによるディレクションのもと、美しいサウンドとともに楽しめる食事やお酒も用意されているとか(※要ディナーチケット)。
佐藤允彦(さとう・まさひこ)
1941年東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。帰国後は数多くのアルバム制作に携わり、国際的にも高い評価を得ている。また、ベルリン、ドナウエッシンゲン、メールス、モントルーなどのジャズ・フェスティバルへも出演し、国内に止まらない広範な活動は常に注目を集めている。 1997年に自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設。
http://www.mmjp.or.jp/m_satoh/
再び看板にあかりを灯したキャバレーで、冬の寒ささえ心地良く感じられそうなジャズナイトを楽しんでみませんか。
INFORMATION
さいはての「ジャズナイト」
日時:2018年12月8日(土)
開場17:30/ステージ18:00〜19:00/ディナー19:15〜20:30
場所:さいはての『キャバレー準備中』(石川県珠洲市飯田町1-1-13)
料金:
ステージ+ディナー&1ドリンク/ 大人8,000円、小中高生6,500円 (60席限定)
ステージのみ(18:00~19:00)/大人3,000円、小中高生1,500円(40席限定)
イベント詳細:奥能登国際芸術祭
主催・問い合わせ:奥能登国際芸術祭実行委員会(TEL:0768-82-7720、Email:info@oku-noto.jp)
チケット情報:
■インターネットで購入
イープラス(http://eplus.jp)「さいはてのキャバレー」で検索。
■窓口・電話予約で購入
ラポルトすず TEL:0768-82-8200(9:00~17:30)
石川県立音楽堂チケットボックス TEL:076-232-8632(10:00~18:00)
※当日券なし(チケット販売は12月7日まで)。定員になり次第、販売終了。
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