ニュース
金沢民景フェア「金沢の路上で見つけた◯◯」開催中!〜2月17日(日)@東京・NADiff a/p/a/r/t
石川県金沢市の住民が作り出した生活風景を収集し、本にまとめる活動を行っている
金沢民景のフェア「金沢の路上で見つけた◯◯」が、東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで開催中です。
金沢民景が収集してきた民景の数々は、1冊100円のミニ本『金沢民景』にまとめられています。町を歩き、写真を撮り、ときには住民にインタビューをしながら町の記録を集め、これまでに13号を刊行。各号ともに「金沢の路上で見つけた◯◯」というタイトルがつけられ、その〇〇は「腰壁」「バス待合所」「たぬき」……など、思いがけない切り口で金沢の暮らしの中に潜む小さな風景が切り取られています。
《全13号タイトル》
第1号/金沢の路上で見つけた 門柱
第2号/金沢の路上で見つけた バーティカル屋根
第3号/金沢の路上で見つけた 私有橋
第4号/金沢の路上で見つけた たぬき
第5号/金沢の路上で見つけた バルコニー
第6号/金沢の路上で見つけた 石臼
第7号/金沢の路上で見つけた アプローチ階段
第8号/金沢の路上で見つけた キャノピー
第9号/金沢の路上で見つけた 腰壁
第10号/金沢の路上で見つけた 小屋根
第11号/金沢の路上で見つけた 妻壁
第12号/金沢の路上で見つけた 風除室
第13号/金沢の路上で見つけた バス待合所
価格:1冊100円 判型・頁数:A6両面カラー、16P 製本:中綴じミシン製本
ミニ本ながらも、住民のエピソードや収集の着眼点がとてもユニークで読み応えたっぷり。金沢の町の魅力や生活のなかでの知恵と遊び心が紹介されています。
今回のフェアでは、その『金沢民景』最新号を発売予定! さらに、『金沢民景』の販売だけではなく、「金沢の路上で見つけた◯◯」という興味をそそる名目で集めた品々の展示販売も行われるとか! そのほかにも、金沢民景オリジナルのステッカーやポストカード、路上観察(「石臼鑑賞マニュアル(冊子)」など)をキーワードに選書した書籍も販売。
会期中の2月9日(土)には、金沢で定期的に開催している「金沢民景 活動報告会」をフェア会場内で開催。金沢民景の活動報告、本に載せられなかった話、掲載した物件の後日談、映像で見た方がおもしろい物件の動画上映などが予定されています。
◎金沢民景活動報告会
日時:2019年2月9日(土) 15:00〜16:00
会場:NADiff a/p/a/r/t 店内
定員:20名
参加費:無料
金沢のニッチな魅力が発見できる金沢民景フェア。ぜひ足を運んでお気に入りの風景を見つけてみませんか?
INFORMATION
金沢民景フェア「金沢の路上で見つけた◯◯」
会期:2019年1月10日(木)〜2019年2月17日(日)
休館日:月曜定休 ※月曜が祝日の場合は翌日
会場:NADiff a/p/a/r/t (東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F)
イベント詳細:http://www.nadiff.com/?p=12478 – EVENT1
問い合わせ:03-3446-4977(NADiff a/p/a/r/t )
最新の記事
-
ニュース【ウェブマガジン「雛形」更新停止のお知らせ(2022年4月30日)】ウェブマガジン「雛形」は、2022年4月30日をもって、記事の更新を停止いたしました。 (「ウェ […]
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地どんな人にも、暮らしはある。すぐには役に立たないようなことも、いつかの誰かの暮らしを変えるかもしれない。/雑誌『暮しの手帖』編集長・北川史織さん北川史織さん(雑誌『暮しの手帖』編集長)
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地立場をわきまえながら、どう出しゃばるか。「困っている人文編集者の会」3名が語る、本が生まれる喜び。柴山浩紀さん(筑摩書房)、麻田江里子さん(KADOKAWA)、竹田純さん(晶文社)
特集
ある視点
-
それぞれのダイニングテーブル事情から浮かび上がってくる、今日の家族のかたち。
-
一番知っているようで、一番知らない親のこと。 昔の写真をたよりにはじまる、親子の記録。
-
「縁側」店主河野理子どんなものにもある、“ふち”。真ん中じゃない場所にあるものを見つめます。
-
「読まれるつもりのない」言葉を眺めるために、“誰かのノート”採集、はじめます。
-
不確かな今を、私の日々を生きていくために。まちの書店さんが選ぶ、手触りのあるもの。
-
美術作家関川航平ほんのわずかな目の動きだって「移動」なのかもしれない。風景と文章を追うことばの世界へ。
-
徳島県・神山町に移り住んだ女性たちの目に映る、日々の仕事や暮らしの話。