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“セルフビルドって何?”を考えるイベント「セルフビルドにまつわる連続トーク」第2 回(2月20日)、第3回(2月27日)開催@神戸・KIITO
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)では、現在“セルフビルド”について考えるイベント「セルフビルドにまつわる連続トーク」を開催しています。
旧神戸生糸検査所だったKIITOは、昭和初期に建てられた歴史ある建物。KIITOとしてオープンするまでの間に、幾度かの用途変更や改修工事が行われてきたため、その過程で取り残された余白のような空間が生まれています。KIITOではそれらの余白空間に自分たちで手を加え、より使いやすくすることを目指す「セルフ・ビルド・ワークショップ」が度々開催されてきました。
今回のイベントは、「セルフビルド≒自分でつくる」にまつわるゲストを招き、「そもそもセルフビルドってどういうこと?」という素朴な疑問への答え探しをしてみようというもの。現在参加申し込み受け付け中のトーク2、トーク3の概要をご紹介します。
◎2月20日(水)トーク2『作る人に必要な「支持体としての空間」とは?』
ゲスト講師:BASEMENT KYOTOプロジェクトチーム(福元成武さん、矢津吉隆さん、榊原充大さん、髙才ゆきさん)
トーク2の講師は、アーティストが自らの制作スタイルに合わせて自由に改修することのできる「支持体としての空間」を提供するための住宅兼制作スタジオの賃貸プロジェクトBASEMENT KYOTO。
彼らの試みと最新事例を通して、「セルフビルドする人→何かを自分で作ろうとする人→アーティストとするなら、アーティストがどのような制作と生活の場を整えているか」を知ることで、セルフビルドのおもしろさや良い実践の仕方に通じる、何かしらの発見がありそうです。
◎2月27日(水)トーク3『本が広げる「セルフビルド」の世界』
ゲスト講師:堀部篤史さん 誠光社店主
トーク3の講師は、誠光社店主の堀部篤史さん。何かを知りたい時、絶好のガイド役を務めてくれるのはやはり本屋さんではないでしょうか。知りたいことを深めるのはもちろん、思ってもみなかった出会いをもたらしてくれます。自身でも、既存のシステムに頼らない本屋作りを実践する堀部篤史さんが、「セルフビルド」をテーマに選書。それらを題材にブックトークを行います。
トークイベント終了後は、KIITOライブラリにて選書本を開架し、そのリストの配布も予定しているとか。まずは、身近な本からセルフビルドに触れてみても!
各回ジャンルの異なるゲストによって違うアングルから語られるセルフビルドトーク。このトークイベントを手始めに「セルフビルド≒自分でつくる」ことと向き合ってみませんか?
INFORMATION
セルフビルドにまつわる連続トーク
◎トーク2 作る人に必要な「支持体としての空間」とは?
日時:2019年2月20日(水)19:00〜21:00
ゲスト:BASEMENT KYOTOプロジェクトチーム(福元成武、矢津吉隆、榊原充大、髙才ゆき)
詳細・申し込み: http://kiito.jp/schedule/lecture/articles/32381/
◎トーク3 本が広げる「セルフビルド」の世界
日時:2019年2月27日(水)19:00〜21:00
ゲスト:堀部篤史 誠光社店主
詳細・申し込み: http://kiito.jp/schedule/lecture/articles/32791/
会場:場所:KIITO 303(兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4 デザイン・クリエイティブセンター神戸)
参加費:無料
定員:各回60名(事前申込優先、先着順)
問い合わせ・主催: デザイン・クリエイティブセンター神戸/KIITO
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