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別府の街を映す“あたらしいみやげもの”第4弾!『BEAMS EYE on BEPPU』開催
旅の思い出に欠かせないおみやげ。土地の文化や歴史を映すおみやげは、そこに住む人と訪れる人をつなぐコミュニケーションツールともなるため、まちづくりの一環として商品開発に取り組む地域が増えています。
日本有数の温泉地として知られる大分県別府市も、市を挙げておみやげの開発に力を入れている街のひとつ。その活動の主軸となっているのが、セレクトショップ「BEAMS(以下、ビームス)」とのコラボレーションによるプロジェクト『BEAMS EYE on BEPPU』です。
この取り組みは、別府市とビームスが協業し、公募により集まった事業者と共に、別府の文化的魅力や地場産業などを生かした“あたらしいみやげもの”を開発するというもの。
2016年に始まり、4度目となる今回の『BEAMS EYE on BEPPU』では、13の事業者による新たな商品&企画が実現! それらを一堂に集めてお披露目するイベントが、9月11日(水)〜10月8日(火)まで、東京・新宿のビームス ジャパン 1Fで行われます。
ビームスのバイヤーと事業者が顔を合わせ、意見交換や試作品づくりを繰り返した末に生まれた商品は、温泉の蒸気を活用した加工食品から人気店の調味料、伝統工芸の竹細工の日用品、さらにはVR体験まで。「これなに!?」と、会話が弾むこと請け合いの多彩なラインナップです。
また、会場では今回のイベントに合わせて制作されたフリーペーパー、『BEAMS EYE on BEPPU あたらしいみやげもの』が無料で配布されます。
過去3年間の同プロジェクトで開発された商品が、それぞれの背景にあるストーリーや作り手の想いと共に紹介された読み応えたっぷりの1冊。気になる方はお早めに会場へ。
さらに、イベント初日には別府市の長野市長と『湯〜園地』の仕掛け人であるサウンドアーティストの清川進也さんが登壇するトークイベントを開催。別府にゆかりのある方はもちろん、地方都市でのものづくり・まちづくりに興味がある方にもおすすめです。
《トークイベント》
日時:2019年9月11日(水)18:30〜19:00
場所:ビームス ジャパン1F
話し手:長野恭紘(別府市長)、清川進也(サウンドアーティスト)
※どなたでもご参加いただけます。

昨年行われた『BEAMS EYE on BEPPU』イベント時のトークの様子
温泉地としての魅力はもちろん、それだけにとどまらない別府の魅力に触れられるマーケットイベントに、ぜひ足を運んでみませんか?
INFORMATION
『BEAMS EYE on BEPPU』
会期:2019年9月11日(水)〜10月8日(火)
場所:ビームス ジャパン 1F(東京都新宿区新宿3-32-6)
特設サイトURL(9月11日公開):https://www.beams.co.jp/special/teamjapan/beppu2019/
《参加事業者》
・社会福祉法人べっぷ優ゆう(甘酒クッキー)
・別府つげ工芸(つげブラシ)
・三洋産業(別府地獄蒸し珈琲)
・近藤雅代(MARUTAKE モビール / やじろべえ)
・文化プロセス(別府八湯温泉郷ぬりえハガキ)
・やまよし(別府のお友だし)
・冨士屋Steam Labo(コンフィチュール / 味噌 / ドレッシング / シロップ)
・味の名門 焼肉かねだ(特製生だれ)
・かぼす本家(別府かぼすポン酢)
・CREPERIE TOURNESOL(洋菓子「まるで湯けむり」)
・地域クリエイト(VR体験)
・べっぷ駅市場(商店街紹介)
・別府大学(情報発信とグッズ展示)
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