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〈2019年9月オープン〉とんがりビル1階セレクトショップ「この山道を行きし人あり」@山形・七日町

2019年9月、山形市七日町の「とんがりビル」1階に、新店舗「この山道を行きし人あり」がオープンしました。

同店は、もともと同じ場所にあった、山伏でイラストレーターの坂本大三郎さんが店主を務めていた「十三時」の〈自然とヒトを繋ぐ〉というコンセプトを引き継ぎ、自然と人との関わり合いで生まれたさまざまなものを集めたセレクトショップ。大三郎さん命名の店名は、「葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を 行きし人あり」という釈迢空(折口信夫)の歌の下の句が由来。先行者への連帯感や、道の先への期待感などが込められているそうです。

 

店舗ディレクターは、坂本大三郎さんと「とんがりビル」の住人でもあるデザイン事務所・akaoniが担当。さらに、ショップコンセプトと商品セレクトにはスイスのFREITAGをはじめとする数々のブランドのマーケットサポートを行う菅家明彦さん(Kankeischa)も参加。運営は「とんがりビル」全体のリノベーションを手がけたマルアール。錚々たるメンバーがタッグを組んで生まれた空間に、山形・日本・世界各地から集められた選りすぐりの商品が並びます。

 

併設のカフェは朝8時から営業中。山形市内にあるコーヒー豆焙煎所「AURORA COFEE」のハンドドリップコーヒーや山形県産の素材を使ったサンドイッチ、山形市の老舗菓子店「佐藤屋」の乃し梅シロップをかけたかき氷(夏限定)など、地元で評判のおいしいものを気軽に楽しむことができます。

また、新しくなった正面の外壁にもぜひご注目を。東北芸術工科大学テキスタイルコースの紅花を探求しているプロジェクトチームの協力のもと、細かく割いた杉材に山形特産の紅花顔料を塗布。自然光で退色しやすい紅花をあえて使うことで、経年変化によって変わっていく色を楽しむというアプローチです。

 

アートやデザイン、文化と暮らしを結ぶ、「この山道を行きし人あり」。外から訪れる人にとっては山形への旅の入り口に、地元の人には暮らしの一部として楽しめる注目の1軒です。

(更新日:2019.10.15)
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