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誰の記憶の中にもある、“生”に溢れた生活の営み。真鶴出版刊行・『港町カレンダー』の発刊を記念した原画展『生きている風景』が東京・神田で開催中!
都心から電車で一時間半という距離にある小さな港町、神奈川県・真鶴町。手作りならではの味わいがある干物や海の幸、過疎が進む中でも活気の残る商店など、景観条例『美の基準』によって守られた美しい風景が残る町として、旅先や移住先としても注目を集めています。
そんな真鶴町でゲストハウスを運営しながら町の情報を発信する『真鶴出版』から、港町の生活風景を描いた『港町カレンダー』が刊行されました。
その発刊を記念し、真鶴在住であり、本誌を彩る絵描き・山田将志さんによる原画展『生きている風景』が、東京・神田の「PARK GALLERY」にて、12月6日(日)まで開催中です。神社の前で踊る人々、台所で鯵を捌く姿、夕暮れの駅前。山田さんが移住して見つけたというとりとめのない風景は、一見写真のようにも見え、温度や感触まで伝わってくるような“生”に溢れています。
そこに描かれているのは、真鶴町の風景でありながら「誰の記憶の中にもある生活の営み」でもあります。
今年は懐かしい場所へ帰れないという方も、描かれている季節の移ろいや何気ない町の風景を通じて、生まれた故郷や大好きな人たちに想いを馳せてみませんか?
▼真鶴出版のお2人を含め、真鶴町に暮らす方々を取材した特集「この町が美しい理由」もぜひご覧ください。
https://www.hinagata-mag.com/feature/manazuru
INFORMATION
港町カレンダー 2020-2021/原画展
『生きている風景』
会期:~12月6日(日)
会場:PARK GALLERY(東京都千代田区外神田3-5-20)
開場時間:13:00~20:00
定休日:月曜日・火曜日(祝日は営業)
料金:入場無料
HP:http://park-tokyo.com
(更新日:2020.12.01)
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