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センパイ移住者に本音を“聴く”!兵庫県豊岡市を巡るツアー「TOYOOCOME!ヒアリングジャーニー」の説明会、東京と京都で開催!
今年スタートした、兵庫県豊岡市の移住戦略プロジェクト「TOYOOCOME!(トヨオカム)」が、センパイ移住者から生の声を聴きながら、豊岡のまちを巡る2泊3日のツアー「ヒアリングジャーニー」を、9月・10月に開催します。
兵庫県北部に位置する豊岡市。50年以上にわたり、日本で一度絶滅したコウノトリをもう一度自然に帰す取り組みを続け、現在では、のどかな田園風景の中をたくましく羽ばたくコウノトリに出会うことができます。
また、豊岡市は千年の歴史を誇るかばんの産地。かばんの自動販売機がある「カバンストリート」や鞄職人の育成する「Toyooka Kaban Artisan School」など、伝統産業を生かしたまちづくりにも注目が集まっています。
そんな多様な文化や自然環境のある豊岡市では、インタビューやワークショップ、データ分析を通じて、これから移住してくる人たちとの豊かな関係づくりを目指す移住戦略プロジェクト「TOYOOCOME!」が進行中。豊岡で暮らす人の内側の目線と、メディアなどの外からの目線も交えて、豊岡の魅力を再発見しながら進めていく移住定住促進に取り組んでいます。

8月8日(土)に豊岡市で開催された「コア価値発見ワークショップ」に「雛形」編集部も参加。豊岡で暮らす高校生、起業家、地域プロデューサー、またローカルライフマガジン「コロカル」編集部さんなど、総勢約80名が集結し、新な魅力や視点を共有しました。
「TOYOOCOME!」の目玉のひとつが、センパイ移住者から本音を聞くツアー「ヒアリングジャーニー」。豊岡市のまちを巡り、センパイ移住者の生の声をじっくり聴くことで、移住のリアルを知り尽くすができる2泊3日のプログラムです。
なぜ豊岡市への移住を決意したのか?どんな仕事をしているのか?正直なお金事情は?地域の人間関係は?そして、将来の展望は?など、普段はなかなか知ることのできない移住者の実情をきき、疑問や不安を解消することで、新しい暮らしの選択肢として、移住への一歩を踏み出してみませんか?
「ヒアリングジャーニー」の詳しい内容が分かる説明会が、東京・京都の2つの会場で開催されます。当日は、豊岡市に移住して起業した人、地域おこし協力隊となって自然と共にある暮らしを伝えようとしている人など、センパイ移住者がゲストとして登場。“人”との出会いがきっかけになることが多い、移住。地域で働くこと、暮らすことに興味のある方、また豊岡市の魅力をもっと知りたい方は、この機会をお見逃しなく!
INFORMATION
説明会日時・場所
【東京会場】
8月28日(金)18:30〜20:30 @(株)博報堂本社ワークショップルーム(東京都港区赤坂)
【京都会場】
9月4日(金)18:30〜20:30 @ホテルアンテルーム京都(京都市南区)
申込方法:下記応募フォームボタンより、必要事項を記入しご応募下さい。
説明会プログラム内容
① 「トヨオカム!」プロジェクト全体オリエンテーション
② What is Toyooka? 魅力紹介プレゼンテーション by 豊岡市大交流課
③ センパイ移住者3人によるショートプレゼンテーション「わたしが豊岡市に決めた理由」
④ センパイ移住者・ヒアリングパーティー「センパイの生の声、じっくり聴こう。」
※豊岡市の食のおもてなしもご用意いたします。
⑤ 「ヒアリングジャーニー」のご説明
<「TOYOOCOME!ヒアリングジャーニー」概要>
【日程】
第1回 9月19日(土)〜21日(月・祝)
第2回 9月25日(金)〜27日(日)
第3回 10月2日(金)〜4日(日)
各回定員:8名
参加資格:将来的に、地域へのUIターンを検討している方。豊岡市のことをよく知ってみたいと思う方。
プログラム参加費:無料
宿泊費・交通費:各自負担(※交通費補助上限1万円を支給)※応募者多数の場合は、選考をおこないます。
説明会のゲスト・センパイ移住者プロフィール
林 健太さん
豊岡まちづくり株式会社マネージャー
【移住したきっかけ】
「関西大学工学部都市設計研究室卒業後、大阪の不動産プロデュース会社、照明・まちづくり会社を経て豊岡に来ました。移住のきっかけは、まちづくり会社に勤めていたときに、豊岡市中心市街地活性化施策のコンサルタントを担当したことです。現在は、「かばんをキーワードにした街づくり」の拠点施設、TOYOOKA KABAN ARTISAN AVENUEでマネージャーをしています」
高宮浩之さん
(有)山本屋 代表取締役 城崎温泉旅館協同組合理事長
【移住したきっかけ】
「妻の実家が城崎温泉で旅館を経営しており、脈々と受け継がれてきた歴史のある旅館を残していきたいと思ったからです。 以前勤めていた東京の会社で、UIターン促進の仕事にも従事していて、地方で商売をすることに自分自身もトライしてみたいと考えていたことから豊岡への移住を決めました」
小谷芙蓉さん
地域おこし協力隊
【移住したきっかけ】
「前職で、竹野に3年間勤務していました。その後、東京に転勤になったのですが、竹野の人と暮らしのことが忘れられず、1年で辞職。今年4月から「豊岡市地域おこし協力隊」として移住してきました。竹野の自然と共に暮らす生活を学びながら、その知恵を残していくお手伝いができればと思っています」
*“豊岡市移住戦略プロジェクト”「TOYOOCOME!(トヨオカム)」は、株式会社博報堂、地域の魅力を発信ウェブマガジン「コロカル」(株式会社マガジンハウス)、移住をテーマとするウェブマガジン「雛形」(株式会社オズマピーアール)の3社で、地域創生に関わる活動の企画・運営を支援する共同プログラム「地域エディットプランディング」の第1弾です。
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