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県職員が編集長。 三重県を全力広報するポータルサイト『つづきは三重で』オープン!
地域の暮らしや観光に関するメディアがあふれる中、情報が埋もれない工夫を凝らした、自治体発のメディアが増えています。たとえば、新しい視点を持ったクリエイターやデザイナーが地域の魅力を掘り起こしたり、食や子育てなど一つのテーマに絞って発信したり……
リニューアルした三重県のポータルサイト『つづきは三重で』は、県職員が編集長になり、市民ライターによる取材記事を発信することで、県と読者の新たな接点をつくりだしています。コンセプトは「全力広報」。三重県での暮らし方や働き方の魅力を、県職員がダイレクトに発信していきます。
編集長は三重県庁広聴広報課の岡本悟さん。編集会議に参加し、企画の掲載判断から文字校正をすべて行います。また県内市・町の職員とのワークショップを行うなど、三重県の魅力を余すことなく伝えるために全力疾走!ネタ集めから発信までの全行程に関わり、「全力広報」を体現します。
また三重県の魅力をさまざまな切り口で発信してきたWEBメディア、「OTONAMIE」に所属する県の各地域に暮らすライターが取材を担当。地元の人しか知らないようなディープな情報を取り上げた記事は、県外の読者にとっても三重県をより身近に感じられるはず。
トップページではキャッチーなビジュアルと記事の見出しが目に飛び込んできます。「はたらく」「くらす」といった全5つのカテゴリーの投稿記事は、仕事情報や移住情報を扱うだけではなく、住民との対話や日常を追うことで、地域の暮らしがリアルにイメージでき、すらすらと読み進めてしまいます。
ランキングから人気の記事をすぐに見ることができるのも魅力的。今、一番読まれている記事はこちら!
・アメリカ帰りのイケメンが移住先に選んだのは漁村だった。
http://www.mie30.jp/live/1519
ほかにも三重県津市出身の写真家・浅田政志さんが、三重県の日常の風景や生き生きとした人たちを撮り下ろした連載も。旅行ではなかなか触れられない、ありのままの地域の姿を覗き見ることができます。
・幻の海女に出会う夏、2016。【浅田政志企画 vol.1】
http://www.mie30.jp/feature/957
県職員、県在住のライター、カメラマンが一丸となって、三重県のさまざまなシーンを切り取る『つづきは三重で』。今後はタブロイド版の発行が予定され、このサイトを起点にして、三重県への新しい入口がどんどん増えていきそうです。
三重県の「全力広報」を一度覗いて、その熱量を感じてみては!
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