ニュース
土地の記憶を探るフィールドワーク&トークイベント開催!@群馬県・中之条ビエンナーレ
美しい山村の風景が今も残る群馬県・中之条町で開催中の「中之条ビエンナーレ」。2007年の初回から、“地域とアートが共存するということ”を大切に続けてきました。
海外の作家も含めた多くの参加作家と地域住民とが交流をしながら作り上げてきた芸術祭。第6回目となる今回も、様々な人の視点を通して、自然や温泉などの観光スポットだけでなく人々の暮らしに根ざした祭りや習慣などの見えづらい部分にも焦点を当て、受け継がれた美しい文化を伝えています。
町内各所で総勢160組を超えるアーティストによるアート展示、演劇、身体表現などのパフォーマンス、ワークショップ、マルシェなど開催している中で、見逃せないのが10月6日(金)に開催されるフィールドワーク「山伏と巡る“嵩山三十三観音”」と、トークイベント「坂本大三郎/土地の記憶を語る」です。雛形でもコラム連載中の山形を拠点に活動している山伏・坂本大三郎さんを迎えた、ビエンナーレの特別企画。
また、中之条町は大三郎さんと同じく山形を拠点に活動するデザインチーム「akaoni」の主宰であり、大三郎さんの友人の小板橋基希さんの生まれ故郷。そのつながりから、今回のツアー&イベントには小板橋さんも参加します。
中之条町にある霊山嵩山(たけやま)でのフィールドワークと、大三郎さんがこれまでの旅のなかで出会ったモノや学んだ技術、触れてきた信仰や地域文化の話を語るトークイベントを通して、土地のもつ記憶を探る1日。ぜひご参加ください!
INFORMATION
トークイベント|坂本大三郎/土地の記憶を語る
日程:10月6日(金)18:00~
会場:つむじホール
参加費:無料
メインスピーカー:坂本大三郎
ゲスト:山口通喜(中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」館長)/齋木三男(石彫作家)
司会進行:小板橋基希(デザイナー/akaoni主宰)
フィールドワーク|山伏と巡る「嵩山三十三観音」
参加費: 200円
最少催行人数:8人
旅行費用は保険料の実費です。当日集合時にお支払いいただきます。
しっかりした登山のため、小学生以下11歳以下の方のご参加はできません。
お申し込みはこちらからどうぞ!
最新の記事
-
ニュース【ウェブマガジン「雛形」更新停止のお知らせ(2022年4月30日)】ウェブマガジン「雛形」は、2022年4月30日をもって、記事の更新を停止いたしました。 (「ウェ […]
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地どんな人にも、暮らしはある。すぐには役に立たないようなことも、いつかの誰かの暮らしを変えるかもしれない。/雑誌『暮しの手帖』編集長・北川史織さん北川史織さん(雑誌『暮しの手帖』編集長)
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地立場をわきまえながら、どう出しゃばるか。「困っている人文編集者の会」3名が語る、本が生まれる喜び。柴山浩紀さん(筑摩書房)、麻田江里子さん(KADOKAWA)、竹田純さん(晶文社)
特集
ある視点
-
それぞれのダイニングテーブル事情から浮かび上がってくる、今日の家族のかたち。
-
一番知っているようで、一番知らない親のこと。 昔の写真をたよりにはじまる、親子の記録。
-
「縁側」店主河野理子どんなものにもある、“ふち”。真ん中じゃない場所にあるものを見つめます。
-
「読まれるつもりのない」言葉を眺めるために、“誰かのノート”採集、はじめます。
-
不確かな今を、私の日々を生きていくために。まちの書店さんが選ぶ、手触りのあるもの。
-
美術作家関川航平ほんのわずかな目の動きだって「移動」なのかもしれない。風景と文章を追うことばの世界へ。
-
徳島県・神山町に移り住んだ女性たちの目に映る、日々の仕事や暮らしの話。