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富士山の麓、ハタオリのまちで開催する2日間の秋祭り。10月7日(土)・8日(日)、「ハタオリマチフェスティバル」開催!
富士山のお膝元、山梨県富士吉田市では、富士山の湧き水を使って千年以上前から織物業が育まれてきました。ネクタイ生地、傘生地、裏地など多品種の織物を織る珍しい産地でもあり、近年は工場独自のファクトリーブランドが多く台頭してきています。
10月7日(土)・8日(日)に開催される、今年で2回目を迎える「ハタオリマチフェスティバル」(通称ハタフェス)は、この産地の息吹を多くの人に知ってもらうために始まった秋祭り。
歴史ある富士吉田・周辺地域の織物工場と、日本全国のファクトリーブランドや個人で作品を発表するクリエイターなどの合同マーケット「ハタオリ工場祭」、ハタオリまちにも多く見られる昔の道具や廃材などに新しい息吹を吹き込んだ古道具や、手しごとの雑貨を販売するマーケット「吉田のまちの道具市」の2つのお祭りを軸に、今年は多くのワークショップや食事会、移動写真館、音楽会なども開催されます!
自分の好きな生地で柄・色を選んでオリジナルのデザインのロゼットを作れたり、産地の生地を使ったキルトカードケース作り、富士山の麓で種から育てた“富士藍”を使った草木染めなどのワークショップはハタオリのまちならでは。 外からのクリエイターと現地の機屋さんがコラボレーションすることで、今までにないアイデアや織物の使い道など、イベントが終わったあとの交流にも繋がっています。
10月8日(日)のお昼の食事会では、素敵なケータリングや大人気の「エジプト塩」などのオリジナル調味料を作るフードデザイナー、たかはしよしこさんが富士吉田や山梨の食材を使ったハタフェスオリジナルメニューが食べられます。
イベントのクロージングでは、活動休止中の山梨出身のバンド、WATER WATER CAMELがこの日だけのために1日限定で長いお休みを返上しての演奏も。機織をテーマにした曲も披露される予定だそう。 物や人から伝わるハタオリのまち富士吉田市の魅力を、ぜひあなたの目線で発見してみてください。
INFORMATION
ハタオリマチフェスティバル
日程:2017年10月7日(土)・8日(日)
時間:10:00~16:00
場所:富士吉田市 下吉田エリア
主な会場:
・吉田のまちの道具市:小室浅間神社(山梨県富士吉田市下吉田5221)
・ハタオリ工場祭:まるさくたなべ、他(山梨県富士吉田市下吉田2-3-17)
※その他ワークショップ、イベントなどは公式ウェブサイトでご確認ください
HP:http://hatafes.jp/
主催:山梨県富士吉田市・ハタフェス実行委員会
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