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フリーマガジン『hinagata magazine』vol.03「衣服」特集号、配布中です!
こんにちは! 雛形編集部です。
3月21日に発行したフリーマガジン『hinagata magazine』vol.03 が、全国津々浦々の書店・ゲストハウス・カフェ・ショップなどで配布していただいています!
横山裕一さんによるピンク&黄色のイラストが表紙の今号は、「衣服」特集。
衣・食・住をとりまく環境が変わりゆく日々の中で、私たちが“着る”を繰り返すこと、今まとっている衣服について想う一冊です。
岡山・三重・東京・熱海と巡りながら、洋服の作り手と一緒に話をしてきました。
「どんな小さなことでも誰でもなく自分が確かに思う“いい”を決めて作ること」
「使えば使うほど馴染み、もう一枚の皮膚のように育っていく」
「自分が作った服を着ることで、その人の気分やイメージをよりよくなっていくものに」
「服は体を守るためのもの。暮らしと密接に作られたものは自ずと機能性があるし、定番として愛されていく」
特別な日もそうでない日も、“着ること”は当たり前で、誰が何を着るのも自由。だけど、その無意識の中にある自分自身の選択に意識を向けてみると、日々の小さな決断が生活を動かし、彩っていることに気がついたり。そしてその一人ひとりの姿が、町の風景を作っているんだ、そんなことを感じながら作った一冊です。
それにしても、いちから服を作る行程の果てしなさと情熱と、おもしろさったら……洋服そのものの魅力にもどっぷり漬かってきたのでした〜!
どんな時でも、“これが自分自身”と言える一着を着ていたい。
洋服について話していたはずなのに、食べることであったり、好きな音楽の話になったり、住む場所のことにつながっていたり……“衣”からはじまる、生活についての価値観や自由な哲学に出会っていく特集になりました。
そのほかにも、「雛形」ではおなじみの方々に聞いた、“愛着”についてのコラムや、東京の下町のプリティなショップ「フーコ」の店主・森下さんによるインド旅行記など、全40Pフルカラーでお届けしています!
ぜひ多くの方に手にとっていただき、この一冊が着ることや好きな洋服について話すきっかけになればとてもうれしいです。
現在の配布場所は、こちらのリストをチェックしてみてください!
新たに設置していただけるお店やスペースも募集中ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
『hinagata magazine』を通してたくさんの人に出会えることを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします!
![]() 『 hinagata magazine 』vol.03 もくじ リクルーティング
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