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「瀬戸内国際芸術祭2019」がいよいよ開幕! 春会期は4月26日(金)〜5月26日(日)

(瀬戸内海風景) Photo:Osamu Nakamura
今年で4回目を迎える「瀬戸内国際芸術祭2019」が、4月26日(金)からいよいよ開幕します!
“瀬戸芸(せとげい)”の通称で親しまれるこの芸術祭は、3年に一度、瀬戸内海に浮かぶ12の島々と2つの港を舞台に繰り広げられる現代アートの祭典。春、夏、秋の3シーズンにわたり、様々な作品の展示やパフォーマンス、プロジェクト、イベントなどが展開されます。
2010年のスタート以来、『海の復権』をテーマに掲げ、舞台となるそれぞれの島に根づいた生活の営みや文化、歴史、自然、建物といった地域資源を生かし、現代アートを通して島の価値や魅力にあらためて光をあてるとともに、島の人々と観光客の交流が生まれる芸術活動を行っています。

(瀬戸内国際芸術祭2016の様子) Photo:Shintaro Miyawaki

大巻伸嗣「Liminal Air – core -」 Photo:Yasushi Ichikawa
今回も、美術、建築、音楽、ダンス、映画、演劇、地域の伝統芸能、食文化など、あらゆるジャンルのアートプログラムが目白押し!
4月26日(金)から5月26日(日)までの31日間にわたり開催される春会期〈ふれあう春〉は、さわやかな気候のもと屋外で楽しめる内容も充実しているようです。
また、会場にはこれまでの瀬戸内国際芸術祭で制作された継続公開作品が点在し、そのうち屋外に設置された作品はいつでも鑑賞することができます。

レアンドロ・エルリッヒ「Six Cycles」(2018) ©︎HOW Art Museum(参考画像)

ターニャ・プレミンガー「階層・地層・層」 Photo:Kimito Takahashi

谷山恭子「I’m here.ここにいるよ。」 Photo:Kimito Takahashi
国内はもとより、海外からの注目度も高い「瀬戸内国際芸術祭2019」。現在、公式ホームページでは現地での作品鑑賞に役立つニュースが続々とアップされています。お出かけ前にぜひ一度チェックしてみてください!
INFORMATION
瀬戸内国際芸術祭2019
会期:
春〈ふれあう春〉2019年4月26日(金)〜5月26日(日) 31日間
夏〈あつまる夏〉2019年7月19日(金)〜8月25日(日)38日間
秋〈ひろがる秋〉2019年9月28日(土)〜11月4日(月)38日間
総計 107日間
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺
作品鑑賞パスポート:すべての会期で有効な「3シーズンパスポート」と、春・夏・秋それぞれの会期のみ有効な「会期限定パスポート」を販売します(15歳以下は鑑賞無料)。
◎3シーズンパスポート……瀬戸内国際芸術祭2019の会期中、芸術祭の参加作品(施設)を各1回鑑賞できます(一部の作品、イベントは別途料金が必要です。また、地中美術館、豊島美術館への割引はありません)。
販売価格/4,800円(前売り特別価格3,800円)
※前売り期間は2019年4月25日(木)まで。
※16歳から18歳の方は身分証の提示により3,000円で販売します(当日現地販売のみ)。
◎1シーズンパスポート……春用は春会期中、夏用は夏会期中、秋用は秋会期中、芸術祭の参加作品(施設)を各1回鑑賞できます(一部の作品、イベントは別途料金が必要です。また、地中美術館、豊島美術館への割引はありません)。
販売価格/各4,000円
※販売は当日各案内所での販売のみ。
※16歳から18歳の方は身分証の提示により2,500円で販売します(当日現地販売のみ)。
※前売り価格の設定はありません。
購入先:瀬戸内国際芸術祭公式ウェブサイト、コンビニエンスストアほか各種プレイガイド
※一部の窓口販売以外では引換券の販売となります。会期中、高松港等に設置する瀬戸内国際芸術祭の案内所で実券と引き換えてください。
交通:航路と時刻表の詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
https://setouchi-artfest.jp/access/
主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会
芸術祭についての問い合わせ:瀬戸内国際芸術祭総合案内所
TEL:087-813-2244 E-mail:info@setouchi-artfest.jp
瀬戸内国際芸術祭公式ウェブサイト:https://setouchi-artfest.jp
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