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能登島のガラス作家・有永浩太さんのランプシェード展が始まります@ 東京・ルヴァン富ヶ谷店
石川県・能登島を拠点に活動するガラス作家の有永浩太さん。2017年に自宅併設の小さなガラス工房「kota glass」を立ち上げ、お皿やグラスなどの食器をはじめ、照明器具、窓、オーナメントといったさまざまなガラス作品を生み出しています。
『雛形』では2015年の秋、能登島で本格的な創作活動を始める前の有永さんを訪ね、土地に根をおろしたものづくりについてお話を伺いました。あれから約4年。生活と制作が密接に関わる環境から生まれるガラス表現を追求し続けながら、全国各地で精力的に展示活動を行っています。
〈INTERVIEW〉思い通りにならない部分を取り入れる。ガラス窯をつくるため、来春、能登島へ移住
そんな有永さんによるランプシェード作品を中心とした展示、「有永浩太のランプシェード in ルヴァン」が、12月13日(金)〜15日(日)の3日間、天然酵母パンの店・ルヴァン富ヶ谷店に併設のカフェ ル・シァレで開始されます。
吹きガラス技法で一つひとつ丁寧に作られたランプシェードは、手仕事ならではの質感とゆらぎがあり、あたたかみのある印象的な空間を演出してくれます。また、今回はランプシェードとともに小さなオブジェも少量ながら並ぶそうです。
一点一点に個性が宿る有永さんのランプシェードやオブジェ。部屋で過ごす時間がちょっと特別になるような作品の数々を、ぜひこの機会に体感してみてはいかがでしょうか。
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- 有永浩太(ありなが・こうた) 1978年、大阪府生まれ。倉敷芸術科学大学在学中からガラス制作をはじめ、卒業後、福島と東京・新島のガラス工房でスタッフとして勤務。制作・工房運営の経験を積む。2009年石川県に移住。金沢の伝統工芸継承施設で若手工芸家の指導を行いながら、フリーのガラス作家として全国各地の展覧会で作品を発表する。2017年、能登島に自宅工房 「kota glass」を 設立。
INFORMATION
有永浩太のランプシェード in ルヴァン
会期:2019年12月13日(金)〜15日(日) 10:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
会場:ルヴァン富ヶ谷店 カフェ ル・シァレ(東京都渋谷区富ヶ谷2-43-13 GSハイム代々木八幡1F)
(更新日:2019.12.11)
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