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アート・福祉・農業の交流拠点を目指す「喫茶野ざらし」がクラウドファンディングに挑戦中!

写真左から、中島晴矢さん、青木彬さん、佐藤研吾さん(写真:コムラマイ)

都市と農村を繋ぐ小さな“文化交流拠点”として、今年1月、東京・墨田区の路地裏にオープンした「喫茶野ざらし」。ここは、アーティストの中島晴矢さん、建築家の佐藤研吾さん、キュレーターの青木彬さんの3人がディレクターとして企画・運営を行い、アーティストたちがさまざまな地域の文化と交流しながら、自律した活動を行う場を目指しています。

現在、その活動の核となるアーティストやデザイナーのためのシェアアトリエ・イベントスペースを増設するために、クラウドファンディングで改装費を募集しています。

 

◎アート・福祉・農業の文化拠点を活性化させたい! “喫茶野ざらし”クラウドファンディング
https://readyfor.jp/projects/cafe-nozarashi

 

ディレクターである建築家・佐藤さんによって、築年数の古い木造二階建て住居を店舗へとリノベーション。1階部分は喫茶店として先行オープン。コーヒーや紅茶、軽食などが楽しめる。(写真:コムラマイ)

2階の改築費用の合計は200万円。完成は年内中を予定していて、内装が整ったところで、リソグラフや大判印刷機などを設置し、ZINE制作や展覧会の準備が可能なオフィス機能を持ったシェアアトリエとして始動することに。各地のクリエイターが集まる刺激的な空間となりそうです。

また、完成を見据え、具体的なプロジェクトの構想も進んでいます。都市と農村を繋ぐアーティスト・イン・レジデンスを行い、文化資源が東京に一極集中しない仕組みを考案したり、喫茶野ざらしで産地直送の野菜を販売する朝市と併せて、地方に住むアーティストの展示をしたり。

アート、建築、文学、音楽、福祉、農業……など、3人のディレクターそれぞれの活動を横断した多様な企画に期待が膨らみます!

野ざらしという店名は、「これから関わる多くの人の手で耕され、新しいことが始まる場所になってほしい」という思いと、墨田区を舞台にした落語、“野ざらし”が由来。(写真:コムラマイ)

今回のクラウドファンディングは改装費用の支援だけではなく、この場所をきっかけに、東京に集まる“さまざまな生き方”について考え、そのアイデアを実践する仲間を増やしたいという思いも込められているそう。

支援募集は5月8日(金)23:00まで。「喫茶野ざらし」の場づくりに興味がある人は、ぜひこちらのページからチェックしてみてください。

INFORMATION

喫茶野ざらし

場所:東京都墨田区吾妻橋2-11-5

※現在営業不定休。営業日は「喫茶野ざらし」のツイッターでご確認を。

 


《PROFILE》

 

アーティスト/中島晴矢(なかじま・はるや)

映像、絵画、立体などさまざまな手法で美術作品を制作するだけでなく、ラッパーとして音源のリリースやライブを行うほか、展覧会評やエッセイの執筆、展覧会のキュレーション、トークイベントへの出演など、多面的な活動を展開。近年は東京を軸とした都市論をベースに表現を継続。

 

建築家/佐藤研吾(さとう・けんご)

喫茶野ざらしの改装も担当。福島県大玉村で地域おこし協力隊として福島県に移住し、藍染めと畑仕事をきっかけにした場所作りに取り組む。詩人ラビントラナート・タゴールが20世紀初頭に野外学校を創設したインドのシャンティニケタンでも活動をするなど、さまざまな地域性を経験しながらモノづくりに携わる。

 

インディペンデント・キュレーター/青木彬(あおき・あきら)

大学在学時より企業や行政と協働したアートプロジェクトに関わりながら、社会の中でアートの創造力がどのように機能するかを模索。近年は自身が右足切断手術を経験し、当事者としての視点も交えながらアートと福祉・医療の横断から「より良く生きる技術としてのアート」について考えている。

(更新日:2020.04.15)
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