ニュース
カラフル&ユニーク!こけしとメキシコのアートがひとつに
宮城県仙台市にあるカメイ美術館にて、2月22日(日)まで「MEXIKOKESHI~メキシコ×こけし=メキシこけし~」展が開中!
メキシコのアカプルコ市と仙台市は姉妹都市。展示がスタートした昨年は、支倉常長率いる慶長使節団が仙台藩主・伊達政宗の指示をうけてアカプルコ市に訪問してから400年という記念の年でした。
“こけし”と言えば東北発祥の伝統工芸品。ここで展示されている「メキシこけし」とは、宮城県のこけし工人が挽いた木地に、メキシコの様々な先住民族が現地の手工芸品作りの技法を用いて絵付けした、東北×メキシコの文化がミックスされたこけし。カラフルでユニークな表情をしたこけしたちが並びます。
開催期間中は、ビーズ細工を得意とするウイチョール族によるワークショップや、「日メキシコ交流年親善大使」であり、キャスターとして活躍する政井マヤさんによるトークショーも行われます。館内のショップではメキシコの手工芸品や、メキシコの先住民と日本の伝統こけし工人のそれぞれが制作したこけしの限定販売も行うという、こけしファンにはたまらない内容。雪国・東北に根付く“こけし”が極彩色メキシコアートの息吹をうけて、みせる新しい“民芸”の魅力。ぜひ訪れてみてください!
左:先住民ウイチョール族に伝わる神話を毛糸やビーズで表現。中央:サポテコ族の女性職人マリア・ヒメネス氏の作品。右:ゲレロ州のヤシ細工職人さんによるもの。
INFORMATION
「MEXIKOKESHI~メキシコ×こけし=メキシこけし~」展
期間:開催中~2015年2月22日(日)
場所:カメイ美術館 (宮城県仙台市青葉区五橋1-1-23)
問:022-264-6543 info@kameimuseum.or.jp
主催:CHIDO PROJECT/カメイ美術館
協力:メキシコ観光局/プレブラ州政府観光局/ハリスコ州政府観光局/ゲレロ州文化芸術振興局/オアハカ工芸機構/アエロメヒコ航空/木彫工房ヒメネス/津軽こけし館
後援:メキシコ大使館/仙台市
http://www.kameimuseum.or.jp
メキシコ観光局facebook
最新の記事
-
ニュース【ウェブマガジン「雛形」更新停止のお知らせ(2022年4月30日)】ウェブマガジン「雛形」は、2022年4月30日をもって、記事の更新を停止いたしました。 (「ウェ […]
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地どんな人にも、暮らしはある。すぐには役に立たないようなことも、いつかの誰かの暮らしを変えるかもしれない。/雑誌『暮しの手帖』編集長・北川史織さん北川史織さん(雑誌『暮しの手帖』編集長)
-
特集迷いながら、編む。 ーメディアの現在地立場をわきまえながら、どう出しゃばるか。「困っている人文編集者の会」3名が語る、本が生まれる喜び。柴山浩紀さん(筑摩書房)、麻田江里子さん(KADOKAWA)、竹田純さん(晶文社)
特集
-
“偏差値”を育てない、
豊岡市の教育「小さな世界都市」を目指し、教育の施策が充実している兵庫県・豊岡市。「環境教育」「コミュニケーション教育」「地域教育」、先進的な取り組みを紹介します。 -
過去と未来をつなぐ、
京町家の今京町家に関わる人の口から、自然とこぼれ出てきた、京町家を“預かっている”という意識。何百年もの月日を生きてきた建物の細部に宿る、先人たちの思いや生活文化とは? 未来へつなぐために、今私たちが知りたい京町家のこと。 -
まちの流れが動くとき
山口県萩市1軒のゲストハウスに始まり、美容室やカフェなどが次々とでき、まちの景色が変わりつつある山口県・萩市。変化の渦をつくった人々が語るこれからの萩とは。
ある視点
-
それぞれのダイニングテーブル事情から浮かび上がってくる、今日の家族のかたち。
-
一番知っているようで、一番知らない親のこと。 昔の写真をたよりにはじまる、親子の記録。
-
「縁側」店主河野理子どんなものにもある、“ふち”。真ん中じゃない場所にあるものを見つめます。
-
「読まれるつもりのない」言葉を眺めるために、“誰かのノート”採集、はじめます。
-
不確かな今を、私の日々を生きていくために。まちの書店さんが選ぶ、手触りのあるもの。
-
美術作家関川航平ほんのわずかな目の動きだって「移動」なのかもしれない。風景と文章を追うことばの世界へ。
-
徳島県・神山町に移り住んだ女性たちの目に映る、日々の仕事や暮らしの話。