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メガネのまち・鯖江市、半年間家賃無料で“まず住んでみる” ゆる〜い体験移住プログラム始動!
「まちを実験的に使ってほしい」。そんな思いから生まれたのが、自治体からの支援が住宅のみという、福井県鯖江市の放置型の体験移住プロジェクト「ゆるい移住」です。
地元での就職・起業や定住など、目的やスタイルが限定されていないので、家賃無料の住まいを自由に使って、好きなように過ごし、鯖江市の暮らしを体験できるというもの。
住宅には、家具や家電がないため、まずはプロジェクト参加者とそれらを調達するところからスタート。中古家具をどうやって手に入れるか、部屋は何人で使うか、キッチンをどう使うかなど、参加者同士で話し合いながら、鯖江市での生活を自分たちで動き、体感していくことができます。
2015年9月5日(土)~6日(日)に開催される事前合宿に参加したあと、2015年10月~2016年3月の期間、家賃無料で鯖江市に滞在することができます。8月9日(日)、8月10日(月)には、東京と大阪で説明会も実施。
地域で趣味に没頭したい人、田舎暮らしを体験してみたい人など、地域で働くことや暮らすことにご興味のある方、ぜひこの機会に、まずは説明会に足を運んでみてください!

「ゆるい移住」で提供される住宅の室内。参加者同士、ここで共同生活をおくる。
福井県・鯖江市(さばえし)ってどんなところ?
人口約6万8千人、山と川に囲まれ、豊かな自然に恵まれたまち。古くから眼鏡や繊維、漆器といった地場産業で栄え、特にメガネフレームの国内シェアは96%を占める。また、公共の情報データを市民に開放する「オープンデータ」によるITまちづくりの取り組みや、女子高校生によるまちづくりプロジェクト「鯖江市役所JK課」を発足など、豊かな自然の中で歴史と先進性を融合し、常に変化し続ける実験的なまちづくりを目指している。

里山の風景が美しい鯖江市・河和田での、若狭牛放牧の様子。
「ゆるい移住」募集要項
対象:福井県在住および福井県出身者を除く、20歳~35歳くらいまでの若者
期間:2015年10月~2016年3月(最大半年間)
事前合宿:9月5日(土)~6日(日)@鯖江
※体験移住期間は、半年間の全てではなく数ヶ月間だけでもかまいません。
※事前合宿は基本的に参加必須です。また、鯖江までの交通費は各自負担となります。
※合宿の申し込み締め切りは、8月30日(日)までとなります。
住居:鯖江市が管理する住宅
※約75㎡の3LDK×2戸での、参加者同士による共同生活となります。
※1戸あたりの利用人数は方法等については、参加者同士の協議により決めていきます。
募集人数:5〜10名程度
※応募状況によって選考・選抜を行います。
問い合わせ先:鯖江市 政策経営部地方創生戦略室 0778-53-2263
申し込みフォーム: http://sabae-iju.jp/
INFORMATION
「ゆるい移住」説明会
日時:8月9日(日)16:00〜17:30
東京都中央区日本橋3-6-10 くりはらビル2F「ルビコン」201会議室
日時:8月10日(月)19:00~20:30
大阪市北区梅田1-12-12 東京建物梅田ビル地下1F
「AP大阪駅前梅田1丁目」会議室Bルーム
申し込みフォーム:http://sabae-iju.jp/
申し込み締め切り:8月6日(木)
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