ある視点
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旅へ出かけ、独自の感覚で
土地の自然や文化を眺める。
山伏の坂本大三郎さんは、これまで
そんな体験を繰り返してきました。偶然か必然か今私たちはここにいて、
それは、明日変わっているかもしれない。
その可能性は小さくても確かにあります。「もしここで暮らしたなら」と想像してみる。
そこからはじまる大三郎さんの体験記は、
いつどこに移り住むかわからない私たちにとって
手引きでもあるのです。
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坂本大三郎 (山伏/イラストレーター)
さかもと・だいざぶろう/山伏、イラストレーター。千葉県出身。山伏との関連が考えられる芸術や芸能の発生や民間信仰、生活技術に関心を持ち、祭りや芸能、宗教思想の調査研究を行う。現在は山形・東北を拠点に自然と人との関わりをテーマに執筆・制作活動をしている。2016年、これまで出会ったモノや本を扱う店「十三時」を山形市内にオープン。著書に『山伏と僕』、『山伏ノート』など。