特集
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私の、ケツダン「決断」というと、ちょっと重い。何かを決める理由なんて、きっとひとつではないから。流れる日常の中で、ふとした気付きが連なって、もしかすると自分でも自覚していない体験が重なり合って、人は動くのかもしれない。常套句ではない、正直で小さな頷きたち。鳥取県西部に暮らす9名のそんな「ケツダン」を集めました。
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1特集私の、ケツダン“のんき”と一緒に生きていく。髪を切る、その向こうがわにあるもの。 <鳥取県・大山町>高見法子さん(「ヘアサロン タカミ」)
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2特集私の、ケツダン「自分にないものがこの人にはある。」二人揃って、一月と六月。 <鳥取県・境港市>阿部義弘・月美さんご夫妻(本・雑貨・ギャラリー・カフェ「一月と六月」)
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3特集私の、ケツダン比べる自分に「おわり!」を告げる。「好き」に忠実に、軽やかに。 <鳥取県・伯耆町>長谷川美代子さん(アクセサリー作家)
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4特集私の、ケツダンこえを出し、こえを届ける。“村民さん”とつくる図書館。 <鳥取県・日吉津村>土井綾子さん(図書館職員)
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5特集私の、ケツダン持ち寄ってつくられる、第三の子どもの居場所。<鳥取県・米子市>水田美世さん(「
totto」編集長) -
6特集私の、ケツダン生きるために織る。切実さをたずさえた、女の手仕事。<鳥取県・南部町>実政奈々美さん
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7特集私の、ケツダン一生やる事がある、そういう場所を求めてた。<鳥取県・日南町>大森幸二・麻衣さんご夫妻
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8特集私の、ケツダン看護師として恩返し。「町のために」が受け継がれる場所<鳥取県・日野町>松本美紀さん(看護師)
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9特集私の、ケツダン自生する木のように生きる人。<鳥取県・江府町>徳岡優子さん(画家)
特集
ある視点
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それぞれのダイニングテーブル事情から浮かび上がってくる、今日の家族のかたち。
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一番知っているようで、一番知らない親のこと。 昔の写真をたよりにはじまる、親子の記録。
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「縁側」店主河野理子どんなものにもある、“ふち”。真ん中じゃない場所にあるものを見つめます。
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「読まれるつもりのない」言葉を眺めるために、“誰かのノート”採集、はじめます。
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不確かな今を、私の日々を生きていくために。まちの書店さんが選ぶ、手触りのあるもの。
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美術作家関川航平ほんのわずかな目の動きだって「移動」なのかもしれない。風景と文章を追うことばの世界へ。
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徳島県・神山町に移り住んだ女性たちの目に映る、日々の仕事や暮らしの話。