REPORT

ワーク&ステイPROGRAM
「ワーホリ!いわて」〈1〉
覗き見る旅。

岩手県

2019年6月、「ワーホリ!いわて」のプログラムが発表された。


仕事をしながら2週間(長いひとは1ヶ月)ほど暮らし、その地域のひとたちと交流することで、岩手暮らしのリアルを体験してみようという「岩手県版ふるさとワーキングホリデー」だ。チャレンジする仕事には報酬も出るし宿泊には補助も出るのですごく気も楽だ。


ワーホリにチャレンジしてくれるひとを待つのは、岩手県内のユニーク企業17社。県外から岩手に来てくれて、岩手で働いてみること、岩手で日常を送ってみること、岩手で暮らしてみることに前向きにトライしてくれるあなたを待っている。


すこしでも気になるまち、気になる職場があったら、その扉を叩いてほしい。


まだ岩手を知らないのなら、宮沢賢治が「イーハトーヴ」と呼んだこの理想郷にまだ足を踏み入れたことがないのなら、はじめて訪れるきっかけにしてほしい。


IターンやUターンの可能性を頭にチラつかせているのなら、その現実味を試すチャンスだと思ってほしい。今の職場で長期休暇を取得したのなら、大自然や温泉に包まれて身体とこころを癒す時間にしてほしい。新しい出会いや価値観に巡り会う絶好の機会と捉えてほしい。


岩手のひとが、岩手の企業が、岩手のまちじゅうが、あなたとの出会いを心待ちにしている。


詳しい企業情報や募集要項についてはワーホリ!いわて」のwebサイトを直接見ていただくとして、ここでは受入企業のいくつかを巡りながら、そこに映しだされる岩手の風景や職場の雰囲気を紹介していきたい。


あなたが少しでも「ワーホリ!いわて」に行ってみたい、と感じてくれることを願って。


 

〈東家〉
日本屈指のエンタテインメント食
わんこそばの老舗で「はい、じゃんじゃん!」

東家の金野さんの「はい、じゃんじゃん」は可愛らしくも小悪魔的で、チャレンジャーを楽しませてくれる。

じゃじゃ麺に冷麺に、わんこそば。盛岡のまちは麺をすするには最高のまちだ。なかでもわんこそばは、観光客がぜひとも楽しみたい唯一無二のローカル食文化であり、日本が世界に誇るローカル・エンタテインメントである。東家はそのわんこそばの老舗名店だ。

ひとくちおそばを給仕さんに流し入れてもらい、「はい、じゃんじゃん」と掛け声をかけてもらいながら、ひたすらズルズルっとすすり込んでは、空いたお碗を50杯100杯と重ねてゆく。

手強いお客様は100杯どころか200杯、300杯も平らげてしまうのだから、それを供給するサービス側も気が抜けない。


給仕さんはお客さんの食事に最初から最後まで寄り添うサービスマン。世界の一流レストランでもこんなサービスなかなかないんじゃないだろうか。ゆっくりとしかし着実におなかがふくれ、どんどんテンションが下がってくるお客様を、リズムよく、ときには優しく、ときには厳しく鼓舞していく。そんなわんこそばの給仕さんは、サービス界の花形だ。

ご年配の方から若い方まで幅広い年代の地元の方たちが働く東家さん。ここでの仕事は、盛岡のひとと心でふれあう絶好のチャンスにちがいない。

わんこそばにチャレンジしたら、手形と証書がもらえた!やったね。

地元のひとたちに人気のメニュー、カツ丼。「わんこそばはエンタテインメントの要素が強いので、盛岡のまちを案内するとき、あるいは宴会を盛り上げるときなど、ここぞという時に食べる」というひともいるそうだ。

代表取締役の馬場暁彦さんは海外暮らしの経験も豊富なので、自分から飛び込んでくる意欲的なひとは大歓迎。柔軟な発想力で盛岡のみならず岩手県の観光と文化の発展のために活躍されている馬場さんのそばにいるだけでも、たくさんのことを学べるはずだ。

そして休日や仕事帰りには、東家の周りの盛岡市内のまちを散策したい。落ち着いたまちなみからは歴史と文化の香りが漂う。年季の入った存在感のある建造物がまちのあちこちに佇む。煉瓦造りのもの、木造のものなども見られ、静かにゆっくりと年輪を刻んで来たような重みがある。中津川の川沿いの風景もいい。古き良き生活雑貨の店「ござ九」もいい。映画館通りにも足を伸ばしたい。歩くのが楽しいまちだ。

「ワーホリ!いわて」のプロジェクトチームより、牛崎志緒さん(左)と、安倍春菜さん(右)。岩手愛にあふれたサポーターたちが、ワーホリ参加者を楽しく迎えてくれる。心強い!

盛岡市・東家の「ワーホリ!」が気になる方はこちら。

 

〈医療法人社団敬和会 介護老人保健施設たいわ〉
従業員を大切にする職場と、
地元のお年寄りへの温かいサービスの現場に触れよう!

左から、敬和会の堀内絵里子さん、松本咲樹さん、髙橋峰さん。

北上市の「医療法人社団敬和会介護老人保健施設たいわ」のスタッフの半分は、勤続10年を超える。介護の施設でこんなにスタッフが定着しているところは全国的にも珍しいのではないだろうか。

その理由は、スタッフが働きやすい職場づくり、結婚妊娠出産を経てもスタッフが復帰しやすい職場づくり、スキルアップしたいスタッフをバックアップする職場づくり、子育て世代をサポートする職場づくりをずっとつづけてきたことにある。

ここには、20歳から81歳(!)まで、120人ほどの幅広い年代のスタッフが働いている。そして、ここに入所しているご利用者様も、通ってくるご利用者様もいて、リハビリに励むひと、レクリエーションを楽しむひと、がいる。




スタッフはみなさん自然体で笑顔。働きやすい環境だからこそ、「たいわ」に来るみなさんとの楽しい時間が生まれています。

だから、ここでのワーホリは、そういうたくさんの地元のひとたちとふれあい、優しさを通わせる機会になることだろう。とくに、地元のご老人は、なかなかに強力なローカル・ランゲージを語りかけてくることだろう。その方言は、あなたの耳にはまるで外国語のようにさえ響くかもしれない。それもまたワーホリらしい醍醐味ではないだろうか。

数多くの地元のひとたちとの毎日のコミュニケーションを楽しんでほしい。



北上市・介護老人保健施設たいわの「ワーホリ!」が気になる方はこちら。

 


 

「ワーホリ!いわて」〈2〉 Wonderlandの入口  につづく

写真:加瀬健太郎 文:空豆みきお(akaoni)

岩手で仕事をしながら暮らし、地域の人たちとの交流や学びを通じてリアルに地域の暮らしを体験できる「ふるさとワーキングホリデー」

問い合わせ:
 いわてふるさとワーキングホリデー事務局 (ジョブカフェいわて内)
TEL:019-621-1171 FAX:019-606-3702 Email:wh-iwate@jobcafe-i.jp
URL:www.shigotoba-iwate.com/wh-iwate

【ふるさとワーキングホリデー合同説明会 in 東京】

日時:201976日(土) 14:0016:30
場所:東京都渋谷区道玄坂2-10-7 フォーラムエイト 4F ジェミニホール
詳細:https://furusato-work.jp/sessionlist/fair-4425/



日時:2019年7月14日(日) 14:00~16:30
場所:東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル4F ガーデンシティ渋谷ホール4A
詳細:https://furusato-work.jp/sessionlist/fair-4428/

(更新日:2019.06.21)
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