特集 いま気になる、あの人の話

“いつでも別れられる”ってすごく大事。自尊心を見失わず、生きたい場所で生きていく。 映画『あのこは貴族』監督と語る私たち。

山内マリコさんの同名小説を原作にした、映画『あのこは貴族』が2月26日(金)から公開される。東京の上流家庭に生まれ、「結婚=幸せ」と信じて疑わない榛原華子(門脇麦)と、富山出身で経済的事情により大学を中退し、挫折を経験している時岡美紀(水原希子)の、異なる二人の日常を描く。監督は、前作『グッド・ストライプス』(菊池亜希子、中島歩主演)で、新藤兼人賞 金賞を受賞した岨手由貴子(そでゆきこ)監督だ。

映画『あのこは貴族』を観て、“私たちの話”だと、誤解を恐れずに言うならば、書籍『82年生まれ、キム・ジヨン』を思い出した。だからといって、女性のための映画として観られるのはすごくもったいない。なぜなら、「階級社会」や「シスターフッド」を描きながら、それ以外のまなざしが重ねられているからだ。

この映画がなければ描かれることがなかったかもしれない、見過ごされがちな個人の人生を鮮やかに描くディテールは、私たちの物語と重なっていく。だから誰かと語りたくなるし、堂々と弱音が吐きたくなる。

そこで、同じく東京生活を経て、現在はそれぞれの場所で暮らす3人で集まった。岨手由貴子監督、プランナー・中田一会さん、「雛形」編集部の森で、今私たちが抱えるものについて語り合う。

進行:森 若奈(「雛形」編集部) 構成:兵藤育子 イラスト:塩川いづみ

他人から見たら、取るに足りない
人生かもしれないけれど

「雛形」編集部 森(以下、森):映画『あのこは貴族』は、東京出身者も、地方出身者も、独身者も、既婚者も、“誰のことも責めていない”ように感じました。原作はもう少し男女が対立しているような構図や表現も多い印象があったのですが、このような描き方をしたのは、どういう思いがあったのでしょうか?

岨手由貴子監督(以下、岨手監督):原作は東京の構造や文化論に重きを置いて書かれていると思うのですが、映画は俳優が演じるので、登場人物の感情に寄り添ったつくりに改変しています。「こういう家庭に生まれたのだから、こう生きなさい」とか「身の丈に合った生き方をすればいいのよ」と言われるような、親世代に押し付けられた価値観から脱して、自分の居場所や生き方を選択していく若者たちの青春譚になっているんです。そこが原作と違うところかもしれないですね。

森:物語の構造上あまりいい人ではない幸一郎(高良健吾)のことも、嫌いになれませんでした。

岨手監督:例えば、家父長制の社会であるとか、ミソジニー(女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視のこと)についてよく言われることですが、男性が全員加害者であったり、得をしているかといったらそうではない。男性自身が「強いオスであれ」という男性社会の圧に苦しんでいる部分もあるので、そういった事実も描きたいと思ったんです。

中田一会さん(以下、中田さん):地方出身の美紀(水原希子)と、東京のお嬢様である華子(門脇麦)の会話で、美紀が「親の人生をトレースしてる人ばっかりだよ。そっちの世界とうちの地元ってなんか似てるよね」と言うシーンが印象的でした。生きづらさとか苦しみの解像度を上げようとすると、対立させたり、大きい言葉で括ったほうが早いんでしょうけど、そうはしないで個を丁寧に見ている。違う立場でも用意された言葉で捉えようとしないで、「私たち、ここが同じ苦しさだよね」と言える優しさを、自分も持ちたかったんだなって思いました。

岨手監督:「どちらも悩みはある」っていうざっくりとした事実を、具体的に納得感のある言葉で表現すると、田舎の狭い村社会も東京のハイソサエティも、行動原理や生活様式はすごく似ている。これは原作の発明的な部分だったと思います。

東京の上流家庭に生まれた箱入り娘、榛原華子(門脇 麦)。「こんな子、本当にいるの?」と思ってしまう不確かさこそ、東京の見えない階層なのかもしれない。

森:監督は、原作を月刊小説誌『小説すばる』で連載されているときから読んでいたそうですが、映画を撮りたいと思ったのはどんなところだったんですか?

岨手監督:それまでも山内マリコさんがモチーフにしてきた、地方出身の女の子という部分と、何となく気づいていたけど、きちんと言語化されたものを読むのは初めてだった、東京の階級社会の考え方がハイブリッドされていて、新しい物語になるんじゃないかと思いました。

森:東京の階級社会という設定も新鮮でしたが、どの階層にいても人には人生があるというか、尊厳があるのだと思えるような個の描き方が印象的でした。

岨手監督:瀧波ユカリさんの『臨死!! 江古田ちゃん』って漫画があるじゃないですか。江古田ちゃんは映画版の美紀を描くのに参考にしたキャラクターのひとつなのですが、北海道から出てきて、派遣社員をしながら夜はキャバレーで働いたり、日雇いの仕事をしながら生きている。それで、好きな男の子がいるんだけど、都合のいいセックスフレンドみたいにされているんです。最後はその男と別れるっていうだけの話なのに、ものすごく泣けてしまう。地方から出てきて東京で踏ん張って自活して、別れなければいけない男としっかり別れるって、めちゃくちゃ偉いなと思って。

森:泣けますよね。

岨手監督:人に自慢できる恋愛もしていないし、羨ましがられるような東京の生活でもない。普通だったらドラマでスポットが当たらないような女性なんです。これは美紀や華子も同じで、いわゆる典型的な田舎出身の子だったり、お嬢様だったりしますよね。すごく個性的なわけではないというか。

中田さん:どちらもそのカテゴリーにおいては、それほど突出していないということですよね。

岨手監督:そうなんです。だから、他人から見たら取るに足りない人生かもしれないけど、彼女たちのディティールを丁寧に描くことで、観た人が「これは私だ」と思えるキャラクターにしてあげたかったという思いは強いです。

良家の生まれである弁護士の青木幸一郎(高良健吾)と、東京で働く富山出身の時岡美紀(水原希子)。大学の同期生だったふたりは偶然再会し、つかず離れず、名前のない関係を続けている。

勝ち続けていないから、
人に優しくできる

森:多くの選択肢があるわけではないけれど、目の前にある選択肢の中から自分で選んで生きることを肯定してくれる映画だと感じたのですが、主人公・華子の友人でヴァイオリニストの逸子(石橋静河)のキャラクターは、貴族の中では異質な存在でしたよね。生きたい場所で生きている。

岨手監督:逸子は同級生のなかでも、「あの子、ちょっと変わってるよね」みたいに言われるタイプだったと思うんです。いち早く海外に出て、どこにも属さず自分の足でいろいろやっていくんですけど、ヴァイオリンの才能だけで大成功するほどでもない。だから彼女なりに挫折を味わっていて、勝ち続けている人ではないというのが、彼女のキャラクターのポイントですね。だってほとんどの人が、勝ち続けてなんていないじゃないですか。

森:だから人に優しくできたり、友人の婚約者がほかの女性と一緒にいるのを見ても、中立的な立ち回りができるんでしょうね彼女の立場なら、婚約者のことも女性のことも責めることができたはずなのに。

岨手監督:そうそう、薪をくべるように大ごとに発展させたりね(笑)。現場スタッフのなかには、逸子の行動をかっこ良すぎるって言う人もいたんですけど、自分の損得として友だちの肩を持ったり、もめさせたりする以外の選択もあると思うんです。人として美しくありたい、自分の精神衛生のためにすべきことをしたい、信じる正しさを生きたいっていう気持ちは、実は多くの人が持っているんじゃないかなって。

華子の友人でヴァイオリニストの相楽逸子(写真右/石橋静河)は、“貴族のお友だち”のなかで唯一、結婚に重きを置いていないタイプでもある。

中田さん:勝ち続けていないっていうのは、逸子だけでなく、登場人物の誰もがそうかもしれませんね。

岨手監督:そう、幸一郎ですら「ツイてない奴」という描き方をしているんです。でも、勝ち続けている振りをしないといけないっていう緊張感が、世の中にはありますよね。仕事にしたって恋愛にしたって、現実は勝っているほうが少ないと思うし。

中田さん:それなのに、キラキラしてなきゃいけないっていう。

岨手監督:どんなに成功していたり、勝ち続けているように見える人でも、実際はそうじゃない。みんなスネに傷を持っているのだから、せーので息をつかない? みたいな気持ちになるというか。もっと失敗したと言ってもいいし、負けている、傷ついたって言ってもいいのに、と思います。

中田さん:弱さを吐露する技術をもっと身につけたいですよね。そういうことを練習するタイミングがなさすぎるのかもしれない。

岨手監督:恋愛も仕事も勉強も、生活のなかで費やしている時間すべてにおいて、価値がないといけないかのような圧がありますよね。もう少し無駄な時間があってもいいはずなのに。劇中でも、幸一郎と美紀は褒められた関係ではなく、ずっと大人になりきれていないモラトリアムな時間を過ごしていたと思うんです。ふたりで時計を気にせず、ずっと天井を見つめて話していたような、そんなダラダラした意味のない時間って、あとあとすごく心に残ると思うんですよね。

森:たしかに今は、「5分でわかる◯◯」みたいなポイントを押さえた情報が多いですし、何かを説明しようとすると「ひと言でいうと、どういうこと?」と返されたりして、いろんなことが省かれているというのは感じます。わかりやすさの陰に、いろんなものが隠れてる。

中田さん:先に結果がないといけないとか、結果があることが賢いというのは違和感がありますよね。恋愛の例でいうと、結婚とか家族を作るっていうゴールに向かっていない関係は、褒められない恋愛っていうことになってしまうわけですし。でも本来的には、楽しく一緒にごはんを食べ、価値観も共有できて、仕事や立場を越えて笑っていられること、そういう人に巡り会ってお互いを尊重できることだけでも十分素晴らしいというか。褒められていいことのように思います。私自身、離婚経験があるので余計にそう思うのかも。

森:美紀の「その日、何があったか話せる人がいるだけで、とりあえずは十分じゃない? だんなさんでも友だちでも。そういう人って案外出会えないから」というセリフも印象的でした。たとえ血がつながっていなくても、パートナーじゃなくても、その場限りでも、その日のことを話して共感してくれる人がいるのは、とても幸せなことだなと思います。

岨手監督:今おふたりに言っていただいて納得したのですが、この映画は「結婚」とか「親友」のような、設定されたゴールからは省かれてしまうような関係を拾っている映画なんですよね。

森:だからこの映画を観たあとは、弱音が吐けるというか、誰かと話したくなるのかもしれないです。

くっついたり、離れたり。
東京暮らしは、恋愛と似てる?

森:映画のなかで描かれる東京は、みんなの憧れで作られていたり、棲み分けされている場所としてだったり、搾取される場所だったりします。私は世田谷区に10年住んで、今は神奈川に住んでいるのですが、みなさんの東京歴は?

中田さん:私は東京の立川市出身なのですが、世田谷区に10年住んで今は千葉に住んでいます。

岨手監督:私は今は金沢に住んでいますけど、その前は目黒区に15年住みました。

中田さん:「田舎から出てきて搾取されまくって、私たちって東京の養分だよね」って自虐的なセリフがありましたけど、養分になっていることを誇ってもいる雰囲気がリアルでした。私の場合は、東京と泥沼恋愛をしたと思っているんですけど……。

岨手監督:それ、パワーワードですね(笑)。

中田さん:東京の特に都心のあたりは、高い家賃とか、いろんな付き合いのコストとか、お金を払えばいやすい場所だと思うんです。結婚していなくても、子どもがいなくても、働き方がどうであっても、それなりの額のチケットさえ買えたら居心地のいい場所を見つけられる。だからこう、東京に貢いでいるような感覚があるんです。エリアによって住んでいる人の層も違うから、結婚してファミリーで住むようなところもあれば、昼夜逆転した生活をしている人がたくさん暮らすエリアもある。私も三軒茶屋のあたりに住んでいた頃は、めちゃくちゃ働いて寂しくなったら深夜2時とかでも友だちを呼び出したり、呼び出されたりして、みんなで朝までダラダラ飲んで、そこで知り合った人と仕事をしたり、恋愛をしたりして、すごく東京っぽいなと思っていました。

岨手監督:そういう話を聞くと、東京に帰りたくなっちゃうな(笑)。

中田さん:だけど、日々ちょっとずつ心身が削られていくし、家賃を払うために仕事をしているんじゃないかなっていうくらい、マッチポンプ的にお金を払い続けなければいけない。もちろんそうじゃない東京もあるとは思うんですが、私の場合はそんな東京とずるずる付き合ってきて。今住んでいるのは千葉ですけど、仕事のメインはやはり東京なので、以前よりは距離を置いたお付き合いをしている感じです。

岨手監督:私は2017年に金沢に移住して安定した関係を築いているので、東京はたまに出張に行くだけの都合のいい男って感じですね。

森:金沢にはなぜ移住したんですか?

岨手監督:もともと夫と、老後は金沢に住みたいと話していたんですけど、東京はあまりにも子育てがしにくくて。家賃は高いし、子どもに習い事をさせたくても、入会費も月謝も高い。だったらもう移住しちゃおうって、あっさり決めてしまいました。金沢は東京と新幹線で1本ですし、都会と田舎のバランスがちょうどよくて、自分にはフィットしています。

森:東京と別れてみて、どうですか?(笑)

岨手監督:不倫している感じがあるんですよね(笑)。金沢で幸せにやっているのに、たまに良いときの記憶が蘇ってふらふら東京に行きたくなっちゃう、みたいな。でも、映画の準備から仕上げまで4カ月間、東京に単身赴任をしたときは居場所がなくてつらかったです。もう私の知ってるアイツじゃない、みたいな(笑)。ウィークリーマンションに滞在していたからか余計にそう感じてしまって、東京でホームシックになる人の気持ちがよくわかりました。

森:それとはちょっと違うかもしれないんですけど、この間住んでいたときによく行っていた東京の町を久しぶりに歩いたら、知らない街に来たような、取り残された気分になりました。

岨手監督:たまに行っても相手にしてもらえない場所なんですよ(笑)。

中田さん:本当に(笑)。常時ログインしている人しかアクセス権がない街かもしれませんね。

解体する方法も、知ってるから。
いつでも別れられる自分でいる

森:「定年後最大の不幸が娘が結婚しないことだなんていい気なもんだよね。私たちなんて、暮らしていけるかどうかもわからないのに」というセリフがありましたが、今の生活のままならなさも描いている映画だと思います。親世代のトレースはしたくないけれども、親世代のような経済的余裕ははなから望めない。そんな世代について、監督の考えを聞かせてもらえますか?

岨手監督:所得は上がらないのに、年金や保険料は上がっている。私は子どもがいるから、老後のお金にプラスして教育資金とかも貯めないといけないって考えたら、普通に計算が合わないんですよね。「自分の生き方」って、あたかも最良の道を選び取ったみたいな耳障りのいい響きで表現されるけれども、結果論として今の人生を生きているだけで、本当に選択できているのか疑問だったりもして。生きているというより、死んでいないだけみたいな感覚があるんですよね。

中田さん:死んでいないだけ、というのはわかる気がします。

森:映画の中では、具体的な金額だったり、けっこうお金の話が出てきましたよね?

岨手監督:そうですね、美紀と同郷の平田里英(山下リオ)さんは、原作よりも重要なキャラクターとして登場するのですが、ずっとお金の話をしているんです。暮らしていけるかわからないとか、あのときのアフタヌーンティーが5,000円もしたとか。お金の話をするのははしたないみたいな風潮があるけれど、真面目に堅実に生きようとするとそうなっちゃうんですよね。

美紀と同郷で、大学の同期生でもあった平田里英(写真右/山下リオ)。岨手監督は彼女のキャラクターを、自分の女友だちの化身として描いたそう。

中田さん:以前はこの先何があるかわからないから、なるべくものを持たないようにしたり、冷蔵庫1個を大きくするのも怖かったんです。

森:すごくわかります、私もダイニングテーブルはいまだに買えない……。長く住む家がどこになるかわからないからと、とりあえず一人暮らしする時に地元で買った安物のテーブルを20年くらい使っています(笑)。

中田さん:美紀が部屋の中で言っていた、「ダサいけど手に馴染んで捨てられないカップ」と一緒ですね。うちには捨てられないパジャマがあります。ダサいけど、肌触りがいいから捨てられなくて、あると落ち着くみたいな。

森:パジャマ、ありますね(笑)。でも、たまに部屋を見渡してみて、なんだかんだいって、自分の好きな場所で生きたいように生きてるなって思います。

岨手監督:生活って、自分の選んでいったものの蓄積だから、自分の歴史でもありますよね。

中田さん:最近になってようやく、楽観的に構えられるようになって、今はようやくダイニングテーブルの購入を考えています。人生経験が積み重なってきた今なら、明日思いがけないことが起きたとしても解体して次に行く方法も知っているし、譲る相手もいる。そう気づいて。

岨手監督:その感覚は、さっきの東京と別れる話ともつながりますよね。東京じゃなくても生きていける自分でいたいっていうのと似てる気がする。

中田さん:いつでも解体できる術を持っている。そう思っていると、距離を置いてやっていけるんですよね。セリフの中にも、「いつでも別れられる自分でいたい」って出てきましたね。

岨手監督:あれは、私が個人的に大事にしている格言なんです。恋愛でも何でも、いつでも別れられるってすごく大事なことですよね。冷静な判断ができるっていうことも含まれていますから。どこで生きていても、なにかに依存せずに立っていられるが理想の姿ですよね。経済的にも、精神的にも。

 


プロフィール
●岨手由貴子さん(映画監督)
そで・ゆきこ/1983年、長野県生まれ。大学在学中、短編『コスプレイヤー』が05年水戸短編映像祭、ぴあフィルムフェスティバルに入選。08年、初の長編『マイムマイム』がぴあフィルムフェスティバルで準グランプリ、エンタテインメント賞を受賞。09年、文化庁委託事業若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)で『アンダーウェア・アフェア』を製作。15年、長編商業デビュー作『グッド・ストライプス』が公開。本作で第7回TAMA映画賞 最優秀新進監督賞、2015年新藤兼人賞 金賞を受賞。2021年2月、山内マリコの同名小説を映画化した『あのこは貴族』公開。


●中田一会さん(コミュニケーション・プランナー)
なかた・かずえ/1984年、東京都生まれ。株式会社きてん企画室代表。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業後、出版社、デザイン企業、公共文化財団で広報コミュニケーション業務を担う。2018年に独立し、個人事務所「きてん企画室」を設立。プランナーとして活動する傍ら、「きぐう編集室」名義で家と家族と生活をめぐる私的記録プロジェクトも展開。現在、福祉と創造にまつわるウェブメディアの創刊準備に奔走中。


映画『あのこは貴族』予告編

映画『あのこは貴族』
東京の上流家庭に生まれ、箱入り娘として何不自由なく育てられ、「結婚=幸せ」と信じて疑わない榛原華子(門脇麦)。20代後半で結婚を考えていた恋人に振られるが、良家の生まれである弁護士の青木幸一郎(高良健吾)と出会う。一方、東京で働く富山出身の時岡美紀(水原希子)は、名門大学に入学したが、学費が続かず、夜の世界で働くも中退。現在の仕事にやりがいを感じているわけでもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。そして美紀は、幸一郎と大学の同期生であったことで、同じ東京に暮らしながら、別世界に生きる華子と出会う……。

監督・脚本:岨手由貴子
原作:山内マリコ『あのこは貴族』(集英社文庫)
出演:門脇麦 水原希子 高良健吾 石橋静河 山下リオ
HP:https://anokohakizoku-movie.com/
2月26日(金)より全国公開
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

(更新日:2021.02.25)
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映画監督、キュレーター、俳優、詩人、ボディワーカー……。変わり続ける生活のなかで、彼らが何を感じ、考え、表現しようとしているのか。気になるあの人に会いにいく。
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